森勝洋
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2010年3月23日 (火) 14:10時点における版
森 勝洋(もり かつひろ)は、The Finals99で上位4位に入賞し、強豪に名を連ねることになった、大阪の若手マジックプレイヤー。古くからのプレイヤーからは「モリカツ」、親しい仲間からは「かっちん」という愛称して親しまれている。
チーム戦でも目覚しい活躍を見せ、藤田修・石田格と結成した「アンチャンズ」でグランプリ台北01準優勝、森田雅彦・黒田正城と結成した「P.S.2(Poor Shark 2)」ではマスターズヴェニス03優勝に加え、グランプリ名古屋02とグランプリ大阪05を連覇している。上記のチーム「アンチャンズ」は、彼のルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得のために結成され、見事GPで準優勝を達成し、そのおかげもあって2000-2001シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いている。
2002年シーズンを前後にして不振が続いていたが、2005年に入り復調し、グランプリ新潟05で悲願の個人タイトルを手に入れた後、世界選手権05で見事世界の頂点へ登りつめた。
そして、日本選手権06でも並み居る強豪を蹴散らして見事優勝。世界選手権06でも2年連続の個人戦ベスト8入りに加え、団体戦でも決勝進出を果たし、年末のThe Finals06も制するなど、その勢いに衰えを見せないまま第一線を走り続けている。
デッキチューナーとしての才能も素晴らしく、対策されたトリックスに変異種/Morphlingをメイン搭載した通称「モリカツ型」、けちコントロール対決を意識して山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlordをサイドに忍ばせた「Godo's Gift(伍堂型けちコン)」など、メタゲームを的確に読み成功を収めている。
- 海外ではそのプレイングが「熱狂的」などと評価されている。彼のプレイングは非常に素早くかつ正確で、傍から見ているとほかの日本人プレイヤーへの評価「おとなしく、礼儀正しい」からは軌を逸すプレイヤーである。(→Wise Words - Goodbye 2001!(Gary Wiseによる森勝洋のプレイングに対するコメント)参照)
- 生涯獲得プロツアー・ポイントが0の段階で(アジア太平洋地域のDCIランキング1位により)インビテーショナルに招待されたという伝説がある。しかし学業上の理由でインビテーショナルは辞退した。
- 最近は仕事の方に熱を入れているようだ。
- 高速道路で交通事故を起こし、真木孝一郎に「これがホントの事故った事故った」という迷言を残す。
- 「マジゴッド」という口癖があった。
- オデッセイ・ブロックのリミテッドのグランプリで、3色+タッチよろめく大群/Shambling Swarmというデッキを見た後、「俺なら回せる」と発言した。
- 2006年4月23日放送の「給与明細」に出演。そこでは「クィックシルバー森」と呼ばれていた。
主な戦績
- グランプリ横浜10 優勝
- グランプリ北九州09 ベスト8
- 世界選手権07 ベスト8
- The Finals06 優勝
- 世界選手権06 個人戦ベスト8 団体戦準優勝
- グランプリ山形06 ベスト4
- 日本選手権06 優勝
- 世界選手権05 優勝
- グランプリ北京05 ベスト4
- グランプリ新潟05 優勝
- グランプリ大阪05 チーム戦優勝(P.S.2)
- マスターズヴェニス03 チーム戦優勝(P.S.2)
- グランプリ名古屋02 チーム戦優勝(P.S.2)
- グランプリ台北01 チーム戦準優勝(アンチャンズ)
- グランプリ静岡01 ベスト8
- グランプリ仙台01 ベスト8
- アジア太平洋選手権01 ベスト4
- 世界選手権01 第9位
- グランプリ広島01 ベスト8
- グランプリ札幌00 ベスト8
- グランプリ京都00 ベスト4
- 日本選手権00 ベスト8
- The Finals99 ベスト8
代表的なデッキ
- DDT (グランプリ横浜10 優勝)
- 黒緑エルフ (世界選手権07 ベスト8)
- 刈り痕ストーム (日本選手権07)
- ピクルス(青白トロン)(The Finals06 優勝)
- トリスケトロン(青白トロン) (世界選手権06 ベスト8)
- ストラクチャー・アンド・フォース (日本選手権06 優勝)
- セレズニア対立 (世界選手権05 優勝)
- 伍堂型けちコン (グランプリ新潟05 優勝)
- トリックス (グランプリ仙台01 ベスト8)
- ターボタクシー (世界選手権01 9位)
- ネザーゴー (アジア太平洋選手権01 ベスト8)
- 青茶単 (日本選手権00 ベスト8)
- 黒コントロール(強襲デルレイッチ型) (The Finals99 ベスト4)