エルフ (デッキ)
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==イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期== | ==イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期== | ||
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[[ローテーション]]で[[キランの真意号/Heart of Kiran]]や[[不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable]]等を失った枠を、[[養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer]]や[[エルフの部族呼び/Elvish Clancaller]]で埋めてエルフデッキとして変化させたもの。基本的な動きは鉄葉ストンピィと同様、[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]からの[[マナ加速]]で[[鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion]]を叩きつけて素早く[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]する戦術に変わりない。こちらはエルフの部族呼び、[[勝者の戦旗/Vanquisher's Banner]]の[[全体強化]]8枚体制によって[[マナ・クリーチャー]]も戦力にできるようになっている。 | [[ローテーション]]で[[キランの真意号/Heart of Kiran]]や[[不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable]]等を失った枠を、[[養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer]]や[[エルフの部族呼び/Elvish Clancaller]]で埋めてエルフデッキとして変化させたもの。基本的な動きは鉄葉ストンピィと同様、[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]からの[[マナ加速]]で[[鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion]]を叩きつけて素早く[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]する戦術に変わりない。こちらはエルフの部族呼び、[[勝者の戦旗/Vanquisher's Banner]]の[[全体強化]]8枚体制によって[[マナ・クリーチャー]]も戦力にできるようになっている。 | ||
− | + | タイプ的デッキを組むための主要なパーツは[[基本セット2019]]期の時点で揃っていたが、エルフデッキを組むには1[[マナ]]圏の戦力が不足しており、あえてエルフを軸にする必要もなかったため[[ファンデッキ]]止まりだった。[[ラヴニカのギルド]]で[[生皮収集家/Pelt Collector]]が登場したことで穴の開いていた1マナ圏に強力な戦力を獲得し、また追加の[[引く|ドロー]]源として[[獣に囁く者/Beast Whisperer]]も手に入れたことで大きく強化された。[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0031192/ スタートダッシュ・ラヴニカ! その2「エルフ・ストンピィ」(スタンダード)]も参照。 | |
鉄葉ストンピィから重量級のフィニッシャーを抜いて全体強化とドローエンジンを追加する構成になっている為元のデッキより更に[[煤の儀式/Ritual of Soot]]に弱い。黒マナが含まれるデッキ相手には勝者の戦旗と獣に囁く者がうまく着地できるかが重要。 | 鉄葉ストンピィから重量級のフィニッシャーを抜いて全体強化とドローエンジンを追加する構成になっている為元のデッキより更に[[煤の儀式/Ritual of Soot]]に弱い。黒マナが含まれるデッキ相手には勝者の戦旗と獣に囁く者がうまく着地できるかが重要。 | ||
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==オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期== | ==オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期== | ||
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[[アンコモン]]の[[遺産のドルイド/Heritage Druid]]こそ使用不可であるが、[[樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers]]と[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]の組み合わせは健在。[[クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger]]と[[ティタニアの僧侶/Priest of Titania]]の組み合わせもあるのでマナは有り余るほど出る。そのマナから[[リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster]]や[[森林守りのエルフ/Timberwatch Elf]]、[[エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender]]や[[エルフの先兵/Elvish Vanguard]]([[エターナルマスターズ]]以降)といったエルフの数が重要なエルフたちを高速展開する。[[バーン#パウパー|バーン]]や[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]などが相手なら[[幸運を祈る者/Wellwisher]]も事実上の勝ち手段となり得るだろう。豊富なマナとクリーチャーの頭数を活かして[[ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow]]を[[除去]]の手段にするなど、柔軟な戦略を取れる。 | [[アンコモン]]の[[遺産のドルイド/Heritage Druid]]こそ使用不可であるが、[[樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers]]と[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]の組み合わせは健在。[[クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger]]と[[ティタニアの僧侶/Priest of Titania]]の組み合わせもあるのでマナは有り余るほど出る。そのマナから[[リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster]]や[[森林守りのエルフ/Timberwatch Elf]]、[[エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender]]や[[エルフの先兵/Elvish Vanguard]]([[エターナルマスターズ]]以降)といったエルフの数が重要なエルフたちを高速展開する。[[バーン#パウパー|バーン]]や[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]などが相手なら[[幸運を祈る者/Wellwisher]]も事実上の勝ち手段となり得るだろう。豊富なマナとクリーチャーの頭数を活かして[[ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow]]を[[除去]]の手段にするなど、柔軟な戦略を取れる。 | ||
− | [[引く|ドロー]]手段として[[青]]をタッチしての[[遠くの旋律/Distant Melody]]が長らく主流であったが、[[アイコニックマスターズ]]にて[[暴走の先導/Lead the Stampede]] | + | [[引く|ドロー]]手段として[[青]]をタッチしての[[遠くの旋律/Distant Melody]]が長らく主流であったが、[[アイコニックマスターズ]]にて[[暴走の先導/Lead the Stampede]]がコモンで収録され、また[[モダンホライゾン]]で[[紆余曲折/Winding Way]]が登場したことから、現在では緑単色での構築も可能となっている。 |
弱点はやはり[[全体除去]]。パウパーは全体除去の少ない環境であるが、[[電謀/Electrickery]]のような[[タフネス]]1のクリーチャーを狙い撃ちにするカードはそれなりにあり、タフネス1を多用するこのデッキにとっては致命傷になるので[[飛行]]対策も兼ねて[[蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor]]を採用することもある。それでも[[墓所のネズミ/Crypt Rats]]や[[クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman]]あたりはどうしようもないので、なかなか[[トップメタ]]まで上り詰めるまでは至らなかった。 | 弱点はやはり[[全体除去]]。パウパーは全体除去の少ない環境であるが、[[電謀/Electrickery]]のような[[タフネス]]1のクリーチャーを狙い撃ちにするカードはそれなりにあり、タフネス1を多用するこのデッキにとっては致命傷になるので[[飛行]]対策も兼ねて[[蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor]]を採用することもある。それでも[[墓所のネズミ/Crypt Rats]]や[[クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman]]あたりはどうしようもないので、なかなか[[トップメタ]]まで上り詰めるまでは至らなかった。 | ||
しかし、遠くの旋律が暴走の先導に置き換わったことで全体除去後のリカバリーが可能になり、[[島/Island]]と[[森のレインジャー/Sylvan Ranger]]を使わなくてもよくなり安定性も向上。当時トップメタだったストンピィに相性が良いこともあり、一大勢力となった。 | しかし、遠くの旋律が暴走の先導に置き換わったことで全体除去後のリカバリーが可能になり、[[島/Island]]と[[森のレインジャー/Sylvan Ranger]]を使わなくてもよくなり安定性も向上。当時トップメタだったストンピィに相性が良いこともあり、一大勢力となった。 | ||
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+ | [[カルドハイム]]では[[ヤスペラの歩哨/Jaspera Sentinel]]を獲得。緑以外の色マナ供給源が増えたことで、[[サイドボード]]で様々な色に[[タッチ]]しやすくなった。 | ||
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+ | [[モダンホライゾン3]]においては、5枚目以降の[[森林守りのエルフ/Timberwatch Elf]]のようにふるまう[[ニクス生まれのハイドラ/Nyxborn Hydra]]を獲得し、強化された。 | ||
===サンプルレシピ=== | ===サンプルレシピ=== | ||
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{{#MagicFactory:df318307}} | {{#MagicFactory:df318307}} | ||
* [[暴走の先導/Lead the Stampede]]獲得後のリスト。[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]が0枚になり、数で押す構成が徹底されている。 | * [[暴走の先導/Lead the Stampede]]獲得後のリスト。[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]が0枚になり、数で押す構成が徹底されている。 | ||
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+ | ====緑タッチ青(モダンホライゾン3後)==== | ||
+ | * 備考 | ||
+ | ** Pauper League on 09/29/2024 5-0([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-league-2024-09-298548 参考]) | ||
+ | ** 使用者: Boquinha | ||
+ | * [[フォーマット]] | ||
+ | ** [[パウパー]](〜[[ダスクモーン:戦慄の館]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df323737}} | ||
+ | *ドロー呪文によるリソース獲得と、横並びの展開力を重視するタイプの構成。 | ||
+ | *サイドボードの[[ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker]]は大量マナを生かした追加の勝ち手段である。 | ||
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+ | ====緑単(モダンホライゾン3後)==== | ||
+ | * 備考 | ||
+ | ** Pauper Challenge 32 on 09/22/2024 優勝([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-challenge-32-2024-09-2212687910 参考]) | ||
+ | ** 使用者: newbarola | ||
+ | * [[フォーマット]] | ||
+ | ** [[パウパー]](〜[[ブルームバロウ]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df323736}} | ||
+ | *[[森林守りのエルフ/Timberwatch Elf]]と[[ニクス生まれのハイドラ/Nyxborn Hydra]]をそれぞれ4枚採用しており、これらで巨大なクロックを作って殴り倒す。 | ||
+ | *[[紆余曲折/Winding Way]]、[[暴走の先導/Lead the Stampede]]で拾える妨害手段として、[[催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend]]がサイドに採用される。 | ||
+ | |||
+ | ====エルフストーム==== | ||
+ | * 備考 | ||
+ | ** Pauper League on 07/30/2024 5-0([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-league-2024-07-308217 参考]) | ||
+ | ** 使用者: hiruneri | ||
+ | * [[フォーマット]] | ||
+ | ** [[パウパー]](〜[[モダンホライゾン3]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df323738}} | ||
+ | *[[天光を求める者/Seeker of Skybreak]]と[[格納庫のたかり屋/Hangar Scrounger]]の[[コンボ]]による無限[[ルーティング]]から、[[戦慄の復活/Dread Return]]で[[ロッテスの巨人/Lotleth Giant]]につなぐ。 | ||
+ | *サブプランとして大量展開から[[タクタクの瓦礫砦/Tuktuk Rubblefort]]の[[速攻]]付与で殴り倒すこともできる。 | ||
+ | *エルフストームと呼ばれるが、[[ストーム]][[呪文]]は1枚も採用されていない。 | ||
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2024年10月16日 (水) 13:33時点における最新版
エルフ(Elf/Elves)は、エルフを主体としたタイプ的デッキの総称。
目次 |
[編集] 概要
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):戦場に出ているエルフ(Elf)1つにつき(緑)を加える。
1/1クリーチャー — 昆虫(Insect)
あなたがコントロールするエルフ(Elf)1体をオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1小型で展開しやすいエルフを大量に、それも高速で戦場に並べ、その物量とマナ・アドバンテージで対戦相手を圧倒する。これだけ大量のクリーチャーとマナを同時に確保できるデッキは少なく、緑ならではということで病みつきになる人も多い。
エルフ達は基本的に小粒でありカードパワーで押し切るのが難しいため、全体強化手段か別途フィニッシャーを用意するのが普通である。また、展開力に非常に長けるがゆえに、全体除去に脆いのも共通した弱点である。
特にオンスロート・ブロック以降は、ブロック構築からエターナルまで、幅広い場面で見られるデッキタイプとなった。
[編集] イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期
鉄葉ストンピィの派生デッキの一種として、エルフを中心としたタイプ的デッキがローグとして登場した。
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
あなたがコントロールしている他のクリーチャーが1体戦場に出るか死亡するたび、そのクリーチャーのパワーが生皮収集家よりも大きい場合、生皮収集家の上に+1/+1カウンターを1個置く。
生皮収集家の上に+1/+1カウンターが3個以上置かれているかぎり、これはトランプルを持つ。
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールしている他のエルフ(Elf)は+1/+1の修整を受ける。
(4)(緑)(緑),(T):あなたのライブラリーから《エルフの部族呼び/Elvish Clancaller》という名前のカード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
アーティファクト
勝者の戦旗が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
あなたがコントロールしているその選ばれたタイプを持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがその選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。
ローテーションでキランの真意号/Heart of Kiranや不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable等を失った枠を、養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturerやエルフの部族呼び/Elvish Clancallerで埋めてエルフデッキとして変化させたもの。基本的な動きは鉄葉ストンピィと同様、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesからのマナ加速で鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Championを叩きつけて素早くビートダウンする戦術に変わりない。こちらはエルフの部族呼び、勝者の戦旗/Vanquisher's Bannerの全体強化8枚体制によってマナ・クリーチャーも戦力にできるようになっている。
タイプ的デッキを組むための主要なパーツは基本セット2019期の時点で揃っていたが、エルフデッキを組むには1マナ圏の戦力が不足しており、あえてエルフを軸にする必要もなかったためファンデッキ止まりだった。ラヴニカのギルドで生皮収集家/Pelt Collectorが登場したことで穴の開いていた1マナ圏に強力な戦力を獲得し、また追加のドロー源として獣に囁く者/Beast Whispererも手に入れたことで大きく強化された。スタートダッシュ・ラヴニカ! その2「エルフ・ストンピィ」(スタンダード)も参照。
鉄葉ストンピィから重量級のフィニッシャーを抜いて全体強化とドローエンジンを追加する構成になっている為元のデッキより更に煤の儀式/Ritual of Sootに弱い。黒マナが含まれるデッキ相手には勝者の戦旗と獣に囁く者がうまく着地できるかが重要。
[編集] サンプルレシピ
Elfball [1] | |
---|---|
[編集] ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期
優秀なエルフが複数登場したことで、スタンダードでも復権を果たす。
クリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
(緑),(T),クリーチャー・カード1枚を捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カード1枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
2/2クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールする他のエルフ(Elf)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(T):あなたがコントロールするエルフ1つにつき(緑)を加える。
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves・東屋のエルフ/Arbor Elf・ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeakerといったマナ・エルフを高速で並べて猛烈にマナ・ブースト、獣相のシャーマン/Fauna Shamanで必要なエルフをサーチし、エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid等で全体強化して一気に押し切る。
暴走の先導/Lead the Stampedeでハンド・アドバンテージを確保して息切れを防ぎ、獣相のシャーマンとシナジーする復讐蔦/Vengevineを採用して全体除去への耐性を向上させている。
その他の部分はデッキによって様々。エルドラージの碑/Eldrazi Monumentをエンドカードにしてエルドラージの碑に寄せたもの、エルフによる加速に加えて原始のタイタン/Primeval Titanなどを採用しエルドラージの召喚を可能にしたエルドラージ・ランプとのハイブリッドデッキ(このタイプはエルドラージに引っ掛けてエルフドラージと呼ばれる)などのバリエーションが存在する。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- フランス選手権11 ベスト8 (参考)
- 使用者:Thierry Ramboa
- フォーマット
[編集] ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
エルフが主要クリーチャー・タイプに選ばれたこともあり、同環境の黒緑ビートダウンの中にエルフを中心にしたものが登場した。
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札にあるエルフ(Elf)・カードを1枚公開するか(3)を支払う。
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
ソーサリー
以下から2つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失う。
・あなたの墓地にある、マナ総量がX以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。
・クリーチャーを最大X体まで対象とする。ターン終了時まで、それらは畏怖を得る。(それらは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
詳細は黒緑エルフを参照のこと。
また、それとは別路線で、遺産のドルイド/Heritage Druidの爆発力を活かした親和エルフも登場、こちらも一定の戦果をあげている。
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)3つをタップする:(緑)(緑)(緑)を加える。
1/1[編集] オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期
ミラディン・ブロック期のスタンダードでは、史上最悪の装備品として名高い頭蓋骨絞め/Skullclampと組み、エルフ&ネイルが登場する。
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、カードを2枚引く。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。)
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大2枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
・あなたの手札からクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に出す。
双呪(2)(あなたが双呪コストを支払った場合、両方を選ぶ。)
[編集] オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期
オンスロート期のスタンダードでは、オンスロート・ブロックのタイプ的支援によって強化され、トーナメントレベルとなる。この頃のデッキはエルフ・ビートと呼ばれる。
クリーチャー — エルフ(Elf)
(T):クリーチャー1体を対象とする。それは、ターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける。Xは、戦場に出ているエルフ(Elf)の数である。
1/2クリーチャー — エルフ(Elf)
瞬速
鉤爪の統率者が戦場に出たとき、このターン戦場からあなたの墓地に置かれたトークンでないクリーチャー1体につき、緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを1体生成する。
[編集] エクステンデッド
[編集] ローウィン=シャドウムーア・ブロック~ミラディンの傷跡ブロック期
もともと優秀なエルフを多く擁するカードプールではあったが、特にミラディン包囲戦で暴走の先導/Lead the Stampedeというアドバンテージ手段を得たことで大きく強化され、メタゲームの上位にまで躍進した。
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールする他のエルフ(Elf)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(T):あなたがコントロールするエルフ1つにつき(緑)を加える。
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中から望む枚数のクリーチャー・カードを公開してもよい。それらの公開したカードをあなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves、東屋のエルフ/Arbor Elfなどのマナ・クリーチャーからエルフの大ドルイド/Elvish Archdruid、ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcallerといった様々なロードを展開、強化された大量のエルフ達で速やかに勝負を決めるエルフらしいエルフ。
親和エルフからは遺産のドルイド/Heritage Druid+イラクサの歩哨/Nettle Sentinelコンビが受け継がれている。また献身のドルイド/Devoted Druid2体と背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leaderによる無限マナ・無限強化コンボが搭載されることも。
その爆発力は環境随一だが、全体除去に非常に弱く、マッチ2ゲーム目以降は苦しい戦いを強いられることが多い。グランプリ神戸11では参加者数4位を誇るも、2日目に駒を進めたデッキはごくわずかであった。
[編集] オンスロート・ブロック~アラーラの断片ブロック期
モーニングタイド期のスタンダードではローグデッキのひとつに過ぎなかった親和エルフが劇的に強化され、プロツアーベルリン08では上位を独占している。
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)3つをタップする:(緑)(緑)(緑)を加える。
1/1[編集] テンペスト・ブロック~オンスロート・ブロック期
ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesやラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryを並べ、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなどによる潤沢なマナを背景に、相手を圧倒するタイプが主流。
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):あなたがコントロールする森(Forest)1つにつき(緑)を加える。
2/1エルフとガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleを使用することから、クレイドルエルフと呼ばれることが多い。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリニューオーリンズ03 ベスト4 (参考)
- 使用者:Diego Ostrovich
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (25) | 3 | 繁殖力/Fecundity | |
4 | ラノワールのエルフ/Llanowar Elves | 1 | エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist |
4 | 極楽鳥/Birds of Paradise | 1 | 黄塵地帯/Dust Bowl |
3 | 錯乱した隠遁者/Deranged Hermit | 3 | 束縛/Bind |
1 | エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist | 1 | ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle |
3 | 貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth | 1 | 起源/Genesis |
4 | ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary | 1 | マスティコア/Masticore |
3 | スカイシュラウドの密猟者/Skyshroud Poacher | 1 | 帰化/Naturalize |
3 | マスティコア/Masticore | 1 | スパイクの飼育係/Spike Feeder |
呪文 (12) | 1 | 系図の石版/Slate of Ancestry | |
4 | 獣群の呼び声/Call of the Herd | 1 | ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan |
4 | 生ける願い/Living Wish | ||
2 | 帰化/Naturalize | ||
2 | 系図の石版/Slate of Ancestry | ||
土地 (23) | |||
2 | 黄塵地帯/Dust Bowl | ||
18 | 森/Forest | ||
3 | ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle |
- マナエルフやガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleからマスティコア/Masticoreなどを高速展開する構成になっている。
- サイドボードの多くは生ける願い/Living Wishからのシルバーバレット用に割かれている。
- このデッキについてはWotCのコラム「Deck Tech: Elves!」も参照のこと。
[編集] ヒストリック
ヒストリック環境にも存在する。緑単タッチ黒の構成をとる。ヒストリック・アンソロジーやJumpstartに収録された多数のロードは他環境に引けを取らない。
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
他のエルフ(Elf)1体以上があなたのコントロール下で戦場に出るたび、緑の1/1のエルフ・戦士(Warrior)クリーチャー・トークン1体を生成する。この能力は、毎ターン1回のみ誘発する。
(5)(緑)(緑):ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのエルフは+2/+2の修整を受け接死を得る。
クリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
この呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールしている緑の呪文は打ち消されない。
(4)(緑)(緑):ターン終了時まで、あなたがコントロールしているエルフ(Elf)・クリーチャーの基本のパワーとタフネスは5/5になり、それの他のクリーチャー・タイプに加えて恐竜(Dinosaur)になる。
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相(このカードはすべてのクリーチャー・タイプである。)
領界渡りが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上からその選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えてもよい。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- 『カルドハイム』チャンピオンシップ 第56位、ヒストリック部門7勝1敗(参考/参考)
- 使用者:Simón Arboleda Escobar
- フォーマット
Elves [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
[編集] モダン
モダンではフォーマット制定当初から垣間見る自然/Glimpse of Natureが禁止されており、長らく目立った成果を上げることができなかった。しかしタルキール龍紀伝から集合した中隊/Collected Companyを獲得したことで大きく強化され、活躍を見せるようになった。
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
(緑):他のエルフ(Elf)1体を対象とし、それを再生する。
(2)(緑)(緑)(緑):あなたがコントロールするエルフ・クリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から6枚のカードを見る。その中から、マナ総量が3以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に出す。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
各種マナ・クリーチャーや遺産のドルイド/Heritage Druid&イラクサの歩哨/Nettle Sentinelコンビでマナを、エルフの幻想家/Elvish Visionaryで手札を確保しながらエルフを並べ、最後はエルフの大ドルイド/Elvish Archdruidやニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxによる大量マナから背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leaderの全体強化能力に繋げて押し切る。
集合した中隊と召喚の調べ/Chord of Callingという2種類のサーチカードを擁するため、呪文滑り/Spellskiteや漁る軟泥/Scavenging Oozeなどのメタ能力を持つクリーチャーを必要に応じてシルバーバレットすることができる。この点を活かすべく他の色(特に白)をタッチし、採用できるクリーチャーの幅を広げているものが多い。
[編集] サンプルレシピ
[編集] タッチ白
- 備考
- グランプリシャーロット15 優勝 (参考)
- 使用者:Michael Malone
- フォーマット
Elves [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- メインデッキは緑単色だが、サイドボードのブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tenderと静翼のグリフ/Hushwing Gryffのために白がタッチされている。
[編集] タッチ白黒
- 備考
- グランプリオクラホマシティ15 第12位 (参考)
- 使用者:Chris Lopez
- フォーマット
Elves(Modern) [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 黒をタッチして群れのシャーマン/Shaman of the Packを採用したタイプ。サイドボードでは白もタッチされている。
[編集] レガシー
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)
あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1オンスロート以降の強力なエルフをはじめとして、クウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerやフィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elvesを「追加のラノワールのエルフ/Llanowar Elves」として採用しているものが一般的。大量のマナ加速から、エルフを次々に展開し、全体強化によって押し潰す戦略が基本となる。
弱点としては、相変わらずのリセット耐性の低さや、宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator擁するゴブリンと違い、スロットを除去に割きづらいことが挙げられる。加速手段として大量のエルフを用いることも、他の呪文にスロットを割けない一因である。
近年では、様々なタイプに派生が進んでいる。そのいずれも、エルフの弱点である単調さや、「マナはあるが、ロードがいなくて殴るに殴れない」といった状況を打破するための手段として研究が進んでいる。アタッカーとして有用なエルフを多く用いた、一種のストンピィと見ることができるタイプや、大量のクリーチャーを用いることを利用し適者生存/Survival of the Fittestを搭載したタイプなどが登場している。
- 適者生存を搭載したタイプは、柔軟性を高めるため3色程度に色を増やしていることが多い。エルフ以外のクリーチャーとして、サバイバル系デッキの定番、ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobや憤怒/Angerに加え、サイドボードには月の大魔術師/Magus of the Moon、ガドック・ティーグ/Gaddock Teegなどを搭載することで柔軟性が増す。また鏡の精体/Mirror Entityとワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteとティタニアの僧侶/Priest of Titaniaによる無限パンプアップのギミックを搭載することもある。しかし、適者生存は2011/01/01よりレガシーの禁止カードに指定されてしまった。
- 旧エクステンデッドと同様垣間見る自然/Glimpse of Natureを採用したチェイン・コンボ型の親和エルフも活躍している。詳細は親和エルフのページを参照のこと。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 初期
- 備考
- デッキ名:Elves!
- レガシー選手権05 第13位 (参考 by Zvi Mowshowitz)
- 使用者:Willie Gregory-Bkorkiund
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
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クリーチャー (43) | 4 | 繁殖力/Fecundity | |
4 | ラノワールのエルフ/Llanowar Elves | 4 | ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot |
4 | クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger | 4 | 津波/Tsunami |
4 | ティタニアの僧侶/Priest of Titania | 3 | エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist |
4 | 血統のシャーマン/Bloodline Shaman | ||
4 | ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote | ||
4 | 部族の腕力魔道士/Tribal Forcemage | ||
4 | 森の伝書使/Sylvan Messenger | ||
4 | 宝石の手の徘徊者/Gempalm Strider | ||
4 | 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow | ||
4 | フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves | ||
3 | エルフのチャンピオン/Elvish Champion | ||
呪文 (0) | |||
土地 (17) | |||
2 | 樹木茂る山麓/Wooded Foothills | ||
2 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath | ||
9 | 森/Forest | ||
4 | ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle |
[編集] イーブンタイド後
- 備考
- レガシー選手権08 ベスト8
- 使用者:Brad Herwy
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (41) | |
1 | 鉤爪の統率者/Caller of the Claw |
1 | カメレオンの巨像/Chameleon Colossus |
3 | フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves |
4 | 遺産のドルイド/Heritage Druid |
4 | 傲慢な完全者/Imperious Perfect |
3 | ラノワールのエルフ/Llanowar Elves |
4 | イラクサの歩哨/Nettle Sentinel |
3 | クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger |
3 | スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite |
4 | 森の伝書使/Sylvan Messenger |
3 | ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald |
4 | 狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman |
4 | レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher |
プレインズウォーカー (2) | |
2 | 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker |
土地 (17) | |
7 | 森/Forest |
2 | ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle |
4 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath |
4 | 樹木茂る山麓/Wooded Foothills |
サイドボード | |
4 | クローサの掌握/Krosan Grip |
3 | 真髄の針/Pithing Needle |
4 | トーモッドの墓所/Tormod's Crypt |
4 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte |
- スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Eliteをはじめ、イラクサの歩哨/Nettle Sentinelやレンの地の克服者/Wren's Run Vanquisherなどにより、従来のシステムクリーチャーを多用する構成から、純粋な殴り合いにも若干耐性のある構成をとっている。また、ワイアウッドの伝令/Wirewood Heraldからのカメレオンの巨像/Chameleon Colossusなどのギミックも特徴的。
[編集] パウパー
マナ加速用のエルフはコモンに多いことから、パウパーでも一定数見られる。
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):戦場に出ているエルフ(Elf)1つにつき(緑)を加える。
1/1クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid) レインジャー(Ranger)
あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)を2体タップする:好きな色のマナ1点を加える。
変異(緑)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)
アンコモンの遺産のドルイド/Heritage Druidこそ使用不可であるが、樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangersとイラクサの歩哨/Nettle Sentinelの組み合わせは健在。クウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerとティタニアの僧侶/Priest of Titaniaの組み合わせもあるのでマナは有り余るほど出る。そのマナからリス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmasterや森林守りのエルフ/Timberwatch Elf、エルフの枝曲げ/Elvish Branchbenderやエルフの先兵/Elvish Vanguard(エターナルマスターズ以降)といったエルフの数が重要なエルフたちを高速展開する。バーンやストンピィなどが相手なら幸運を祈る者/Wellwisherも事実上の勝ち手段となり得るだろう。豊富なマナとクリーチャーの頭数を活かしてヴィリジアンの長弓/Viridian Longbowを除去の手段にするなど、柔軟な戦略を取れる。
ドロー手段として青をタッチしての遠くの旋律/Distant Melodyが長らく主流であったが、アイコニックマスターズにて暴走の先導/Lead the Stampedeがコモンで収録され、またモダンホライゾンで紆余曲折/Winding Wayが登場したことから、現在では緑単色での構築も可能となっている。
弱点はやはり全体除去。パウパーは全体除去の少ない環境であるが、電謀/Electrickeryのようなタフネス1のクリーチャーを狙い撃ちにするカードはそれなりにあり、タフネス1を多用するこのデッキにとっては致命傷になるので飛行対策も兼ねて蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armorを採用することもある。それでも墓所のネズミ/Crypt Ratsやクラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shamanあたりはどうしようもないので、なかなかトップメタまで上り詰めるまでは至らなかった。
しかし、遠くの旋律が暴走の先導に置き換わったことで全体除去後のリカバリーが可能になり、島/Islandと森のレインジャー/Sylvan Rangerを使わなくてもよくなり安定性も向上。当時トップメタだったストンピィに相性が良いこともあり、一大勢力となった。
カルドハイムではヤスペラの歩哨/Jaspera Sentinelを獲得。緑以外の色マナ供給源が増えたことで、サイドボードで様々な色にタッチしやすくなった。
モダンホライゾン3においては、5枚目以降の森林守りのエルフ/Timberwatch Elfのようにふるまうニクス生まれのハイドラ/Nyxborn Hydraを獲得し、強化された。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 初期型
Elves(Pauper) [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] タッチ青
Pauper Elves [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] 緑単
Elves(Pauper) [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑単色のタイプ。こちらはそれ以上に少なくなんと土地10枚。
- ティタニアの僧侶による大量マナや遠くの旋律による大量ドローは採用せず、森林守りのエルフ/Timberwatch Elfやエルフの枝曲げ/Elvish Branchbenderで大型クリーチャーを調達し殴り倒すのが勝ち筋となる。
[編集] 緑単(アイコニックマスターズ後)
Elves [9] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 暴走の先導/Lead the Stampede獲得後のリスト。イラクサの歩哨/Nettle Sentinelが0枚になり、数で押す構成が徹底されている。
[編集] 緑タッチ青(モダンホライゾン3後)
Elves(Pauper) [10] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ドロー呪文によるリソース獲得と、横並びの展開力を重視するタイプの構成。
- サイドボードのヴァラクートの発動者/Valakut Invokerは大量マナを生かした追加の勝ち手段である。
[編集] 緑単(モダンホライゾン3後)
Elves(Pauper) [11] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 森林守りのエルフ/Timberwatch Elfとニクス生まれのハイドラ/Nyxborn Hydraをそれぞれ4枚採用しており、これらで巨大なクロックを作って殴り倒す。
- 紆余曲折/Winding Way、暴走の先導/Lead the Stampedeで拾える妨害手段として、催眠の悪鬼/Mesmeric Fiendがサイドに採用される。
[編集] エルフストーム
Elves(Pauper) [12] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 天光を求める者/Seeker of Skybreakと格納庫のたかり屋/Hangar Scroungerのコンボによる無限ルーティングから、戦慄の復活/Dread Returnでロッテスの巨人/Lotleth Giantにつなぐ。
- サブプランとして大量展開からタクタクの瓦礫砦/Tuktuk Rubblefortの速攻付与で殴り倒すこともできる。
- エルフストームと呼ばれるが、ストーム呪文は1枚も採用されていない。