アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(14人の利用者による、間の20版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Amoeboid Changeling}}
 
{{#card:Amoeboid Changeling}}
  
[[タップ]]だけで、[[クリーチャー]]1体にすべての[[クリーチャー・タイプ]]を持たせたり失わせたりする[[能力]]を持つクリーチャー。
+
[[タップ]]だけで、[[クリーチャー]]1体にすべての[[クリーチャー・タイプ]]を持たせたり[[失う|失わ]]せたりする[[能力]]を持つクリーチャー。
  
単体で戦力と考えられるクリーチャーではないが、[[部族]]がテーマの[[ローウィン]]では多くの[[呪文]]の効果がクリーチャー・タイプによるメリットやデメリットを持ち、奇襲性は無いものの[[対象]]不適正などにもできるので、思わぬ所で[[対戦相手]]を悩ませることにもなる。
+
単体で戦力と考えられるクリーチャーではないが、[[タイプ的]]がテーマの[[ローウィン]]では多くの[[カード]]がクリーチャー・タイプを参照しており、使い所は多い。それが[[呪文]]ならば[[不正な対象]]にできる場合もあるので、奇襲性は無いものの[[対戦相手]]を悩ませることにもなる。
  
 
[[リミテッド]]では、これでなかなか働きのあるクリーチャーである。反面、始めからカードが選択でき、必然的に自分のクリーチャーとの[[シナジー]]が薄くなる[[構築]]では、カード1枚の価値があるかというと難しいところ。
 
[[リミテッド]]では、これでなかなか働きのあるクリーチャーである。反面、始めからカードが選択でき、必然的に自分のクリーチャーとの[[シナジー]]が薄くなる[[構築]]では、カード1枚の価値があるかというと難しいところ。
  
*[[モーニングタイド]]で登場した[[族系]]との相性は抜群。これ1枚で補助も相手の妨害もできてしまう。
+
*[[モーニングタイド]]で登場した[[族系]]との相性は抜群。これ1枚で補助も[[対戦相手]]の妨害もできてしまう。
*このカードを語る上でもっとも重要なのは{{日本語画像|Amoeboid Changeling~LRW|イラスト}}だろう。イラストの異色さ、強烈なインパクトから逆に人気が出てしまい、英語名から「アメーボイド」の愛称で親しまれている。専用のAAまで作られた。
+
*[[Premium Deck Series: SLIVERS]]に、カード上に[[スリヴァー]]と書かれていない唯一のクリーチャー・カードとして収録されている。
 +
*[[ファンデッキ]]の[[リベリオン]]や[[マーセナリー]]で、稀に[[リクルート]]される。その場合、下記のネタ要素から油断していると、[[反逆者の密告人/Rebel Informer]]との凶悪な[[コンボ]]で笑えないことになるので注意。
 +
 
 +
==日本での人気==
 +
このカードを語る上でもっとも重要なのは[[絵|イラスト]]だろう。ローウィン発売前に、非公式スポイラーで{{Gatherer|id=155964|不気味さと愛らしさのあるイラスト}}が登場するや人気キャラとなり、AA(アスキーアート)が作成され、英語名の「Amoeboid」から「アメーボイド」「アメボ」の愛称がつけられた。
 +
 
 +
当時の「2ちゃんねる」では「MTG最新セット雑談スレ」などの複数のスレッドでこのAAが貼られ、専用スレッドも立てられた。モーニングタイドの頃にはAAを見かける頻度も減り、専用スレッドの伸びも収まった(専用スレはその後レス数169でdat落ちした)が、[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]がスタンダード[[落ちる|落ち]]した現在もなお、「2ちゃんねる」のMTG関連スレッド内ではAAや愛称が確認されることから、それなりの認知度は得られたようである(主にタイプ的シナジーの話になると使われることが多い)。
 +
 
 +
*[[日本選手権11]]で行われた[[Nils Hamm]]氏のサイン会では、当時隆盛を誇った[[墓所のタイタン/Grave Titan]]と同じくらいカードにサインを求める人が多かったとのこと。 → ([http://coverage.mtg-jp.com/jpnats11/article/001868/ 参考])
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
15行: 23行:
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%90%E3%81%AE%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8A%E8%BA%AB アメーバの変わり身 - アンサイクロペディア]
+
*[https://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%90%E3%81%AE%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8A%E8%BA%AB アメーバの変わり身 - アンサイクロペディア]
 +
*[[クリーチャー・タイプを変更するカード]]
 +
*[[変わり身/Changeling]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]]
 +
[[Category:俗称のあるカード|あめーはのかわりみ]]
 +
__NOTOC__

2024年6月20日 (木) 18:41時点における最新版


Amoeboid Changeling / アメーバの変わり身 (1)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである)
(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まですべてのクリーチャー・タイプを得る。
(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まですべてのクリーチャー・タイプを失う。

1/1

タップだけで、クリーチャー1体にすべてのクリーチャー・タイプを持たせたり失わせたりする能力を持つクリーチャー。

単体で戦力と考えられるクリーチャーではないが、タイプ的がテーマのローウィンでは多くのカードがクリーチャー・タイプを参照しており、使い所は多い。それが呪文ならば不正な対象にできる場合もあるので、奇襲性は無いものの対戦相手を悩ませることにもなる。

リミテッドでは、これでなかなか働きのあるクリーチャーである。反面、始めからカードが選択でき、必然的に自分のクリーチャーとのシナジーが薄くなる構築では、カード1枚の価値があるかというと難しいところ。

[編集] 日本での人気

このカードを語る上でもっとも重要なのはイラストだろう。ローウィン発売前に、非公式スポイラーで不気味さと愛らしさのあるイラストが登場するや人気キャラとなり、AA(アスキーアート)が作成され、英語名の「Amoeboid」から「アメーボイド」「アメボ」の愛称がつけられた。

当時の「2ちゃんねる」では「MTG最新セット雑談スレ」などの複数のスレッドでこのAAが貼られ、専用スレッドも立てられた。モーニングタイドの頃にはAAを見かける頻度も減り、専用スレッドの伸びも収まった(専用スレはその後レス数169でdat落ちした)が、ローウィン=シャドウムーア・ブロックがスタンダード落ちした現在もなお、「2ちゃんねる」のMTG関連スレッド内ではAAや愛称が確認されることから、それなりの認知度は得られたようである(主にタイプ的シナジーの話になると使われることが多い)。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ローウィンコモン多相クリーチャーサイクル

[編集] 参考

QR Code.gif