永久に

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(gatherer→wikilink、+link、+__NOTOC__)
(検証結果を追記)
29行: 29行:
 
*影響は[[カード]]全体に及ぶ。例えば[[公式発見/Discover the Formula]]により[[コスト]]の[[軽減]]能力を得たカードは、[[第2面]]で[[唱える]]場合や[[出来事]]として唱える際にもコストが軽減される。
 
*影響は[[カード]]全体に及ぶ。例えば[[公式発見/Discover the Formula]]により[[コスト]]の[[軽減]]能力を得たカードは、[[第2面]]で[[唱える]]場合や[[出来事]]として唱える際にもコストが軽減される。
 
**どのカードが影響を受けるのかを決定する際に参照される[[特性]]は通常のルールと同様にそのとき有効な部分のみである。[[手札]]の[[マナ総量]]が3以下のカードに影響を与える[[痛ましい絆/Painful Bond]]を例に挙げると、[[発展+発破/Expansion+Explosion]]はマナ総量が6なので能力を得ない。発展の部分だけが能力を得るようなことはない。[[嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies]]はマナ総量が2なので能力を得て、マナ総量が7である[[星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor]]の面で唱える際にも[[ライフ]]を[[失う]]。
 
**どのカードが影響を受けるのかを決定する際に参照される[[特性]]は通常のルールと同様にそのとき有効な部分のみである。[[手札]]の[[マナ総量]]が3以下のカードに影響を与える[[痛ましい絆/Painful Bond]]を例に挙げると、[[発展+発破/Expansion+Explosion]]はマナ総量が6なので能力を得ない。発展の部分だけが能力を得るようなことはない。[[嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies]]はマナ総量が2なので能力を得て、マナ総量が7である[[星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor]]の面で唱える際にも[[ライフ]]を[[失う]]。
**[[裏向き]]で戦場に出ている場合でも適用される。
+
**例外として、[[モードを持つ両面カード]]や[[当事者カード]]が[[変成の神/Kami of Transmutation]]や[[骨を積む者、リーザグ/Reezug, the Bonecobbler]]により[[カード・タイプ]]を永久に追加されたり失ったりしても、[[インスタント]]/[[ソーサリー]]である面や出来事はこの影響を受けない(ただし影響を受けているかのように表示される場合もある)。そちらで唱える場合は[[樹海の自然主義者/Jukai Naturalist]]でコストが減ることもないし[[継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automaton]]に[[+1/+1カウンター]]を置く能力も[[誘発]]しない。当然[[戦場に出る]]こともない。
**例外として、[[モードを持つ両面カード]]や[[当事者カード]]が[[変成の神/Kami of Transmutation]]により[[カード・タイプ]]を永久に追加されたとしても、[[インスタント]]/[[ソーサリー]]である面や出来事はこの影響を受けない(ただし影響を受けているかのように表示される場合もある)。そちらで唱える場合は[[樹海の自然主義者/Jukai Naturalist]]でコストが減ることもないし[[継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automaton]]に[[+1/+1カウンター]]を置く能力も[[誘発]]しない。
+
*[[裏向き]]の[[呪文]]や[[パーマネント]]に対しては特殊な挙動をする。
 +
**裏向きで唱える際は、永久にかけられている継続的効果を無視する。
 +
**裏向きで戦場に出るパーマネントは、その時点で永久にかけられている継続的効果の影響を受けない。
 +
**裏向きで戦場に出ているパーマネントに対して永久にかかる継続的効果は通常通りに適用される。
 +
**[[表向き]]のパーマネントが裏向きになった場合、それに対して永久にかけられている継続的効果のうち、その[[オブジェクト]]が戦場に出た後でかけられたものだけが影響し続け、それ以外の影響は裏向きであるかぎり受けない。
 +
***一度[[戦場を離れる]]と、それ以前に戦場にある間に永久にかけられた継続的効果も裏向きの間は影響しなくなる。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2024年3月11日 (月) 06:09時点における版

永久に/Perpetuallyとは、Magic: The Gathering Arena専用のメカニズムの一つ。


MTGアリーナ専用カード

Leonin Sanctifier / レオニンの聖別者 (1)(白)
クリーチャー — 猫(Cat) クレリック(Cleric)

絆魂
レオニンの聖別者が戦場に出たとき、あなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を選ぶ。永久にそれは絆魂を得る。

2/1

アーティスト:Jokubas Uogintas


解説

主に継続的効果が持つ性質で、それが適用されているカード領域を移動した後も(一部の例外を除いて)継続して適用され続けることを表す。Jumpstart: Historic Horizonsで実装され、以降もMTGアリーナ専用カードが含まれたカード・セットで登場し続けている。

テーブルトップにおける継続的効果は非公開領域での扱いや記憶問題もあり多少の例外を除いて領域を移動するとリセットされてしまうが、デジタルゲームであることを活かしてカードを追跡して適用し続けることができる。

ルール

MTGアリーナ独自のメカニズムであるため、以下の内容は総合ルールに記述されておらず、MTGアリーナ上の挙動から帰納的に導かれるルールであることに留意。

脚注

  1. MTG Arena Announcements, June 1, 2022/MTGアリーナニュース(2022年6月1日)(Magic Digital 2022年6月1日 Wizards of the Coast著)

参考

QR Code.gif