ドラゴン・エンジン/Dragon Engine
提供:MTG Wiki
細 (→登場記事・登場作品) |
細 |
||
18行: | 18行: | ||
非常に巨大で、[[ミシュラ/Mishra]]はこれを複製し、[[兄弟戦争/Brothers' War]]に投入した。そのうちの1体は、[[ウルザ/Urza]]の手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。それが[[レイモス/Ramos]](統合者)と呼ばれるドラゴン・エンジンであり、その次元こそが[[メルカディア/Mercadia]]である。 | 非常に巨大で、[[ミシュラ/Mishra]]はこれを複製し、[[兄弟戦争/Brothers' War]]に投入した。そのうちの1体は、[[ウルザ/Urza]]の手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。それが[[レイモス/Ramos]](統合者)と呼ばれるドラゴン・エンジンであり、その次元こそが[[メルカディア/Mercadia]]である。 | ||
− | [[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の[[ドミナリア/Dominaria]]侵攻時は復元された個体が登場した。うち一体は破損個所を動物の死骸で修復されており、[[ローナ/Rona]]が搭乗する有人式となっていた。また、[[シェオルドレッド/Sheoldred]]の新たな下半身としても運用されている。 | + | [[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の[[ドミナリア/Dominaria]]侵攻時は復元された個体が登場した。うち一体は破損個所を動物の死骸で修復されており、[[ローナ/Rona]]が搭乗する有人式となっていた。また、[[シェオルドレッド/Sheoldred (ストーリー)|シェオルドレッド/Sheoldred]]の新たな下半身としても運用されている。 |
===登場記事・登場作品=== | ===登場記事・登場作品=== | ||
{{ノート参照}} | {{ノート参照}} |
2023年3月31日 (金) 21:46時点における最新版
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
(2):ドラゴン・エンジンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
1/3兄弟戦争/Brothers' Warの主力兵器にしてはかなりおとなしい性能のカード。
第4版あたりのリミテッドでは、比較的軽めのアーティファクト・クリーチャーで不特定マナによるパンプアップ能力付きということもあり、なかなかの強さを発揮した。Masters Editionではコモンなので、よく見かけることになる。
最初期のマジックでは、麻痺/Paralyzeした草原のドルイド僧/Ley Druidが繁茂/Wild Growthの4枚ついた土地をアップキープ中に何度もアンタップして、それによって生じたマナを、ドワーフ戦士団/Dwarven Warriorsによってブロックされなくなったドラゴン・エンジンに注ぎ込んで勝利するコンボがあった。最初期のマジックにはインスタント・タイミングで使用できる手頃なX呪文が少なかったため、ドラゴン・エンジンが使われたのである。解呪/Disenchantで労力が無駄になるのはご愛嬌。
- Masters Edition再録に伴う2007年9月7日のオラクル更新で構築物のクリーチャー・タイプを獲得した。カード名やドラゴンを模したその姿に反して、ドラゴンのクリーチャー・タイプは得られなかった。
- なお、後述の新規ドラゴン・エンジン達はドラゴンのクリーチャー・タイプを持っているが、設定上ドラゴン・エンジンであるクルーグの災い魔、トラクソス/Traxos, Scourge of Kroogは構築物であり、統一性がない。
- 2021年6月のオラクル変更では新旧問わずファイレクシア製のクリーチャーの多くにファイレクシアンのクリーチャー・タイプが追加されたが、このカードには追加されなかった。
- 後のファラジのドラゴン・エンジン/Fallaji Dragon Engineはファイレクシアンでないが、ファイレクシアのドラゴン・エンジン/Phyrexian Dragon Engineはファイレクシアンであることから、このカードは下記の複製体を表したものであると考えられる。
- このEngineは「(古代)兵器」の意。
[編集] ストーリー
ドラゴン・エンジン/Dragon Engineは、古代スラン/Thranのアーティファクトで、ドラゴンのような機械生物。実際はファイレクシア/Phyrexiaに生息するアーティファクト・クリーチャーである。
非常に巨大で、ミシュラ/Mishraはこれを複製し、兄弟戦争/Brothers' Warに投入した。そのうちの1体は、ウルザ/Urzaの手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。それがレイモス/Ramos(統合者)と呼ばれるドラゴン・エンジンであり、その次元こそがメルカディア/Mercadiaである。
新ファイレクシア/New Phyrexiaのドミナリア/Dominaria侵攻時は復元された個体が登場した。うち一体は破損個所を動物の死骸で修復されており、ローナ/Ronaが搭乗する有人式となっていた。また、シェオルドレッド/Sheoldredの新たな下半身としても運用されている。
[編集] 登場記事・登場作品
- Episode 1: Echoes in the Dark/メインストーリー第1話:闇のこだま(Magic Story 2022年8月10日 Langley Hyde著)
- Episode 4: A Brutal Blow/メインストーリー第4話:手酷い一撃(Magic Story 2022年8月15日 Langley Hyde著)
- Episode 5: A Whisper in the Wind/メインストーリー第5話:風の中の囁き(Magic Story 2022年8月18日 Langley Hyde著)
- The Brothers' War | Episode 3: Sword One/メインストーリー第3話:剣型一号(Magic Story 2022年10月21日 Miguel Lopez著)
- The Brothers' War | Episode 4: The Ink of Empires/メインストーリー第4話:帝国のインク(Magic Story 2022年10月24日 Miguel Lopez著)
- The Brothers' War | Chapter 2: Antiquities/サイドストーリー第2話:遺物(アンティキティー)(Magic Story 2022年10月24日 Reinhardt Suarez著 名前のみ)
[編集] 関連カード
設定上ドラゴン・エンジンであるカード。
- ドラゴン・エンジン、レイモス/Ramos, Dragon Engine
- クルーグの災い魔、トラクソス/Traxos, Scourge of Kroog
- ファラジのドラゴン・エンジン/Fallaji Dragon Engine
- ファイレクシアのドラゴン・エンジン/Phyrexian Dragon Engine
[編集] 参考
- 背景世界/ストーリー用語
- カード個別評価:アンティキティー - コモン4
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:第5版 - レア
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:リバイズド・エディション - レア
- カード個別評価:ドミナリア・リマスター - コモン
- カード個別評価:Masters Edition 4 - コモン
- カード個別評価:Masters Edition - コモン