防御円
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+ | **これは、「''Circle of Protection of Solace''」だの「''Circle of Protection: Story''」だのと書いたら語感が変なのでただの「''Circle''」に書き分られているだけであり、大した意味はない。日本語訳も語感に従って[[ミラージュ]]では「''防御円''」と訳していた。その後、Circleの直訳として「''円''」が翻訳[[テンプレート]]になったようだが、[[慰めの防御円/Circle of Solace]]だけはなぜか例外的に「防御円」と訳されてしまっている。 | ||
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2022年12月21日 (水) 17:29時点における最新版
防御円/Circle of Protectionは、特定の発生源からのダメージを0に軽減する起動型能力を持つ、一連の白のエンチャントシリーズ。
Circle of Protection: Artifacts / 秘宝の防御円 (1)(白)
エンチャント
エンチャント
(2):このターン、あなたが選んだアーティファクトである発生源1つが次にあなたに与えるすべてのダメージを軽減する。
目次 |
[編集] 概要
英語名に「Circle of Protection」を含むものとしては8種類あり、他にもさまざまな亜種が存在するが、普通は色に対する防御円5種を指すと思ってよい。頭文字を取って、しばしばCoP、copと略される。
エンチャントに対処できず、ほぼ直接ダメージしか勝利手段を持たない赤に特に有効。黒にも有効だが、こちらはライフロスによる攻撃も行えるので万全の防御とはならない。
- リミテッド・エディションとアンリミテッドの憂鬱/Gloom(カード画像)のルール文章には、「防御円を使うにはもう3マナかかる。/Circle of Protection cost 3 more mana to use.」と記載されていた。
[編集] 該当カード
- 白の防御円/Circle of Protection: White
- 青の防御円/Circle of Protection: Blue
- 黒の防御円/Circle of Protection: Black
- 赤の防御円/Circle of Protection: Red
- 緑の防御円/Circle of Protection: Green
[編集] 再録
第8版まではリミテッド・エディション初出の5種とも基本セット皆勤賞であったが、第9版では赤と黒のものだけが再録された。第10版以降はその2種も再録されていない。
再録回数の多さに伴ってイラストのバリエーションも豊富であり、それらを比較・対照するのも非常に魅力的で面白い。以下の表は、それらのセット毎の収録状況とイラストの変遷をまとめたもの。
- セットによっては、1人のアーティストが各防御円を全て描いている場合もしばしある。Gerry Grace氏の第5~6版、Harold McNeill氏のテンペスト版、Scott M. Fischer氏の防御ルーン、Christopher Rushの第9版のものなどがそうだ。
- 上記の亜種の中には慰めの防御円/Circle of Solace(イラスト)や大いなる禁猟区/Greater Realm of Preservation(第5版イラスト)、苦悩の円/Circle of Affliction(イラスト)など、『円の中に守られている人』という防御円のイラストの特徴や構図を強く意識しているものもある。
- 全63種ある防御円の中で、フィフス・ドーン版の秘宝の防御円/Circle of Protection: Artifactsのみが、唯一フレーバー・テキストを持っている。
- テンペストでは基本5種とシャドーの防御円/Circle of Protection: Shadowの計6枚が収録されているが、これらはイラストが非常に抽象的かつ似通っていた(特に白・黒・シャドーの3種)ため、パッと見ただけでは何に対する防御円なのかがわかりにくいと問題になった[1][2]。Harold McNeillの項も参照。
- 第7版までは(秘宝の防御円/Circle of Protection: Artifactsを除く)全ての防御円がコモンであった。しかし、第8版でアンコモンに格上げとなった。これは、”防御円がリミテッド環境に与える影響”を考慮した上での変更である。リミテッドという限られた狭いカードプールの中において、各色への防御円が出現しやすいコモンである事は、各色への色対策カードが容易に入手出来る事に等しい。そのため、リミテッドで防御円が容易に複数枚入手出来る事や、容易に複数枚集中してピック可能な事が、リミテッド環境のゲーム進行やゲームバランスによろしくないという判断が下された。また、第10版以降は色に対する防御円そのものが再録されなくなった。色対策カードの項も参照。
- 収録回数の最も多い防御円は赤の防御円/Circle of Protection: Redで計12回。他4種が11回。
[編集] 亜種
太字はサイクル。
- 大いなる禁猟区/Greater Realm of Preservation(レジェンド)
- 虹色の魔法円/Prismatic Circle(ミラージュ)
- 絶望の魔法円/Circle of Despair(ミラージュ)
- 罪の償い/Penance(エクソダス)
- 防御ルーンサイクル(ウルザズ・サーガ)
- 殉教者の理由/Martyr's Cause(ウルザズ・レガシー)
- 物語の円/Story Circle(メルカディアン・マスクス)
- リスティックの円/Rhystic Circle(プロフェシー)
- 領域サイクル(オデッセイ)
- 慰めの防御円/Circle of Solace(オンスロート)
- 苦悩の円/Circle of Affliction(次元の混乱)
「Circle」に対する日本語訳がバラバラである。
- 防ぐ対象がそのままカード名になっているもの(赤の防御円/Circle of Protection: Red、シャドーの防御円/Circle of Protection: Shadowなど)はいずれも「Circle of Protection」という言葉が使われているが、そうでないもの(物語の円/Story Circle、慰めの防御円/Circle of Solace)はただの「Circle」である。
- これは、「Circle of Protection of Solace」だの「Circle of Protection: Story」だのと書いたら語感が変なのでただの「Circle」に書き分られているだけであり、大した意味はない。日本語訳も語感に従ってミラージュでは「防御円」と訳していた。その後、Circleの直訳として「円」が翻訳テンプレートになったようだが、慰めの防御円/Circle of Solaceだけはなぜか例外的に「防御円」と訳されてしまっている。
[編集] 脚注
- ↑ Make No Mistake(Making Magic 2003年11月10日) - その11
- ↑ M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)