惑乱の死霊/Hypnotic Specter
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
細 |
|||
| 6行： | 6行： | ||
その強力な手札破壊効果により、[[マジック]]黎明期より[[ネクロディスク]]、[[ヒッピーゲドン]]、[[黒き拷問台]]等の多くの[[デッキ]]に採用された。 | その強力な手札破壊効果により、[[マジック]]黎明期より[[ネクロディスク]]、[[ヒッピーゲドン]]、[[黒き拷問台]]等の多くの[[デッキ]]に採用された。 | ||
[[飛行]]を持っていることが対処の困難さに拍車をかけている。 | [[飛行]]を持っていることが対処の困難さに拍車をかけている。 | ||
| − | その能力ゆえに[[白]]からは、即[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]が、[[赤]]からは、即[[稲妻/Lightning Bolt]] | + | その能力ゆえに[[白]]からは、即[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]が、[[赤]]からは、即[[稲妻/Lightning Bolt]]が飛んできた。 |
*地味な違いだが、他の[[スペクター]]と違って[[カード]]を捨てさせられるのは[[対戦相手]]だけである。もし[[戦闘ダメージ]]を[[コントローラー]]に移し変えられても、カードは捨てなくて良い。 | *地味な違いだが、他の[[スペクター]]と違って[[カード]]を捨てさせられるのは[[対戦相手]]だけである。もし[[戦闘ダメージ]]を[[コントローラー]]に移し変えられても、カードは捨てなくて良い。 | ||
| 13行： | 13行： | ||
[[エクステンデッド]]で[[禁止カード]]に指定された、数少ないクリーチャーの1つ。 | [[エクステンデッド]]で[[禁止カード]]に指定された、数少ないクリーチャーの1つ。 | ||
（1997/10/01より、エクステンデッド[[落ちる|落ち]]する1999/10/01まで。現在は禁止カードではない） | （1997/10/01より、エクステンデッド[[落ちる|落ち]]する1999/10/01まで。現在は禁止カードではない） | ||
| − | 禁止を経験しているにもかかわらず、なんと[[第９版]]で[[基本セット]]に[[再録]]され、戻ってきた。その際[[アンコモン]]から[[レア]]に格上げされ、 | + | 禁止を経験しているにもかかわらず、なんと[[第９版]]で[[基本セット]]に[[再録]]され、戻ってきた。その際[[アンコモン]]から[[レア]]に格上げされ、{{日本語画像|Hypnotic Specter~9ED|イラスト}}も一新された。 |
*[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]が無い環境なら、2ターン目の無作為手札破壊によって[[土地]]が捨てさせられることが減るので問題がないとされたのであろう。それくらい土地を落とすのは強かった。 | *[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]が無い環境なら、2ターン目の無作為手札破壊によって[[土地]]が捨てさせられることが減るので問題がないとされたのであろう。それくらい土地を落とすのは強かった。 | ||
**[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]から1[[ターン]]目に出すことは俗に[[A定食]]と呼ばれ、定番の展開と認識されていた。 | **[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]から1[[ターン]]目に出すことは俗に[[A定食]]と呼ばれ、定番の展開と認識されていた。 | ||
| − | * | + | *現に基本セット復帰後の[[スタンダード]][[環境]]では[[除去]]がかなり強力なのも手伝ってか昔ほどの成績は残せてはいない。しかしそれでも十分強力なのは変わりなく、[[ヴィリジアン・ラッツ]]、[[8ヒッピー]]、[[Vipies]]などは一定の戦績を残した。 |
*また、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも、[[ウィニー]]を主な居場所に活躍している。 | *また、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも、[[ウィニー]]を主な居場所に活躍している。 | ||
2008年7月11日 (金) 09:29時点における版
Hypnotic Specter / 惑乱の死霊 (１)(黒)(黒)
クリーチャー — スペクター(Specter)
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
惑乱の死霊が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを１枚無作為に選んで捨てる。
手札破壊クリーチャーの元祖。無作為に捨てさせる点が強力。 黒で3マナ2/2飛行というのは、ダブルシンボルなら普通だが、問題はその能力。 その強力な手札破壊効果により、マジック黎明期よりネクロディスク、ヒッピーゲドン、黒き拷問台等の多くのデッキに採用された。 飛行を持っていることが対処の困難さに拍車をかけている。 その能力ゆえに白からは、即剣を鍬に/Swords to Plowsharesが、赤からは、即稲妻/Lightning Boltが飛んできた。
- 地味な違いだが、他のスペクターと違ってカードを捨てさせられるのは対戦相手だけである。もし戦闘ダメージをコントローラーに移し変えられても、カードは捨てなくて良い。
- 誘発条件は戦闘ダメージに限らないため、炎の鞭/Fire Whipなどのカードとは相性が良い。
エクステンデッドで禁止カードに指定された、数少ないクリーチャーの1つ。 （1997/10/01より、エクステンデッド落ちする1999/10/01まで。現在は禁止カードではない） 禁止を経験しているにもかかわらず、なんと第９版で基本セットに再録され、戻ってきた。その際アンコモンからレアに格上げされ、イラストも一新された。
- 暗黒の儀式/Dark Ritualが無い環境なら、2ターン目の無作為手札破壊によって土地が捨てさせられることが減るので問題がないとされたのであろう。それくらい土地を落とすのは強かった。
- 暗黒の儀式/Dark Ritualから1ターン目に出すことは俗にA定食と呼ばれ、定番の展開と認識されていた。
- 現に基本セット復帰後のスタンダード環境では除去がかなり強力なのも手伝ってか昔ほどの成績は残せてはいない。しかしそれでも十分強力なのは変わりなく、ヴィリジアン・ラッツ、8ヒッピー、Vipiesなどは一定の戦績を残した。
- また、エクステンデッドやエターナルでも、ウィニーを主な居場所に活躍している。
- プレイヤー褒賞プログラムでついに第４版の絵のフォイルバージョンが登場する。
- 通称ヒッピー。米国での通称であるHyppyあるいはHippyがそのまま日本でも使われている。
主な亜種
性能的には、全て第一の亜種である深淵の死霊/Abyssal Specterを元に作られていると思ってよいだろう。
- 深淵の死霊/Abyssal Specter
- 無規律の死霊/Entropic Specter
- 霊気の悪霊/Odylic Wraith
- 燃え立つ死霊/Blazing Specter
- 終末の死霊/Doomsday Specter
- 虚ろの死霊/Hollow Specter
- 沈黙の死霊/Silent Specter
- 吹雪の死霊/Blizzard Specter
- シミアの死霊/Shimian Specter
