武野の大小、正守/Oathkeeper, Takeno's Daisho
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Oathkeeper, Takeno's Daisho}} | {{#card:Oathkeeper, Takeno's Daisho}} | ||
− | 普通の[[クリーチャー]] | + | 普通の[[クリーチャー]]が[[装備]]した場合は単なる[[P/T]][[修整]]のみだが、[[侍]]が装備すれば不死身になれる[[装備品]]。 |
− | + | [[マナ・コスト]]や装備[[コスト]]の割には修整の効率はさほどよくないので、侍関連の[[能力]]を活用してこそと言えるだろう。[[神河ブロック]]の侍は[[武士道]]を標準で持つためただでさえ[[戦闘]]が得意なのに、さらに何度[[死亡]]しても[[戦場]]に[[戻す|戻っ]]てくるようになるのは結構厄介。 | |
− | + | しかしデメリットとして、正守が[[破壊]]されると装備しているクリーチャーも道連れに[[追放]]されてしまう。つまり[[アーティファクト]]破壊カードでクリーチャーを簡単に[[除去]]されてしまうわけで、[[除去耐性]]がつくどころかむしろ除去されやすくなっているような印象が強い。 | |
− | **[[ | + | |
− | ** | + | 有効活用できれば強力なものの、デメリットが大きすぎて普通には扱いづらい。とは言っても侍[[デッキ]]ならば必須の一枚(かもしれない)。 |
− | *これと[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]] | + | |
+ | *「大小」とは、刀と脇差の二本セットを指す言葉。 | ||
+ | **よく「刀は侍の魂」と言われることからこういう能力になったものと思われるが、こうなると侍というか[[聖句札の死者/Phylactery Lich|リッチ]]っぽく見える。 | ||
+ | |||
+ | ==ルール== | ||
+ | *2番目の能力は、墓地に置かれているクリーチャー・カードの[[クリーチャー・タイプ]]を参照する。[[戦場を離れる]]ときに侍であるかどうかは無関係である。 | ||
+ | **日本語ではややわかりづらいが、英語[[オラクル]]を見ると「return that card to the battlefield ... if it's a Samurai.」となっており、「それ/it」は「そのカード/that card」(戦場に戻す、なので「墓地にあるカード」)を指していることが判る。 | ||
+ | **これが侍以外に装備されていても、この能力は[[誘発]]する。通常は[[解決]]時に何も起きないが、[[堕ちたる者の灰/Ashes of the Fallen]]で侍を指定すれば戻せる。 | ||
+ | *[[弱者の剣/Sword of the Meek]]などと違い、戻した侍に[[つける]][[効果]]は持たないことに注意。再度コストを[[支払う|支払って]]装備しなおす必要がある。 | ||
+ | **これと[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]]と侍で[[無限ループ]]だが、[[無限マナ]]にするにはさらに装備コストを軽減するカードが必要。 | ||
+ | *3番目の能力は、侍以外が装備していても誘発する点に注意。侍であることを要求しているのは、2番目の能力だけである。 | ||
+ | *正守が墓地に置かれない方法(例えば[[バウンス]]や[[追放]])で除去されたときには道連れにならない点も忘れがちなので注意。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]] |
2022年2月9日 (水) 23:38時点における最新版
Oathkeeper, Takeno's Daisho / 武野の大小、正守 (3)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+1の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、それが侍(Samurai)カードであるならば、それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
武野の大小、正守が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、装備しているクリーチャーを追放する。
装備(2)
普通のクリーチャーが装備した場合は単なるP/T修整のみだが、侍が装備すれば不死身になれる装備品。
マナ・コストや装備コストの割には修整の効率はさほどよくないので、侍関連の能力を活用してこそと言えるだろう。神河ブロックの侍は武士道を標準で持つためただでさえ戦闘が得意なのに、さらに何度死亡しても戦場に戻ってくるようになるのは結構厄介。
しかしデメリットとして、正守が破壊されると装備しているクリーチャーも道連れに追放されてしまう。つまりアーティファクト破壊カードでクリーチャーを簡単に除去されてしまうわけで、除去耐性がつくどころかむしろ除去されやすくなっているような印象が強い。
有効活用できれば強力なものの、デメリットが大きすぎて普通には扱いづらい。とは言っても侍デッキならば必須の一枚(かもしれない)。
- 「大小」とは、刀と脇差の二本セットを指す言葉。
- よく「刀は侍の魂」と言われることからこういう能力になったものと思われるが、こうなると侍というかリッチっぽく見える。
[編集] ルール
- 2番目の能力は、墓地に置かれているクリーチャー・カードのクリーチャー・タイプを参照する。戦場を離れるときに侍であるかどうかは無関係である。
- 日本語ではややわかりづらいが、英語オラクルを見ると「return that card to the battlefield ... if it's a Samurai.」となっており、「それ/it」は「そのカード/that card」(戦場に戻す、なので「墓地にあるカード」)を指していることが判る。
- これが侍以外に装備されていても、この能力は誘発する。通常は解決時に何も起きないが、堕ちたる者の灰/Ashes of the Fallenで侍を指定すれば戻せる。
- 弱者の剣/Sword of the Meekなどと違い、戻した侍につける効果は持たないことに注意。再度コストを支払って装備しなおす必要がある。
- これとアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarと侍で無限ループだが、無限マナにするにはさらに装備コストを軽減するカードが必要。
- 3番目の能力は、侍以外が装備していても誘発する点に注意。侍であることを要求しているのは、2番目の能力だけである。
- 正守が墓地に置かれない方法(例えばバウンスや追放)で除去されたときには道連れにならない点も忘れがちなので注意。