独房監禁/Solitary Confinement
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2021年6月3日 (木) 17:23時点における最新版
Solitary Confinement / 独房監禁 (2)(白)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、独房監禁を生け贄に捧げる。
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたは被覆を持つ。(あなたは呪文や能力の対象にならない。)
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
防御を強烈に固めることができるが、代わりに手札がみるみる減っていくペナルティを課されるエンチャント。
ダメージ軽減+被覆で、ほとんどすべてのデッキの勝ち手段を封じることができる。クリーチャーや火力でライフを削る戦略は完全に瓦解し、ライブラリーアウトさせようにもドロー・ステップが飛ばされているうえ対象にもならないので非常に限られた手段でなければ不可能。ライフロスなどは通じるが、これも対象を取らないものでなければならないため手段が非常に限られる。
問題はその強烈なアップキープ・コスト。通常のドローができないのにさらに手札を捨てねばならない。ただ防御を固めて維持するだけでも一苦労であるが、たいていはそこからさらに勝つためのアクションを起こさねばならないわけで、見た目以上に負担が大きい。
毎ターン1枚以上の手札を確保できるカードがあれば万全であり、スタンダードでは起源/Genesis、旧エクステンデッドではゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobが併用されることが多かった(独房監禁)。ラヴニカ:ギルドの都参入後は壌土からの生命/Life from the Loam(+サイクリングランド)がよく使われる(CAL、テラゲドン)。
そういった永久維持手段がなくとも、勝利までの数ターンの時間稼ぎが出来れば十分という使い方(不朽の理想)や、とにかく大量に引けばなんとかなるだろうという大雑把な使い方(エンチャントレス)もある。
- 維持コストの性質が停滞/Stasisとよく似ている。対戦相手の終了ステップにバウンスしたり、永劫の中軸/Eon Hubでアップキープを飛ばしたりなど、停滞で有効なテクニックはこちらにも大体通用する。
- ただし停滞とはかけるロックの性質が違う点に注意。バウンスした一瞬の隙に火力を連打されるなど、停滞にはない危険がある。
- ドロー・ステップを飛ばすので、ドロー・ステップに追加のカードを引く吠えたける鉱山/Howling Mineなどでは維持できない。アップキープなど、別のタイミングでカードを引くもの(風見の本殿/Honden of Seeing Windsや歩く書物/Walking Archiveなど)を使えば維持できる。
- 対象にならず、ダメージを受けない点でプロテクションに似ているが、エンチャントされることができる点が違う。対象にならないのでつけるのは難しいが。
- 大雑把に「無敵」「負けない」と覚えていると、細かな点で間違う可能性があるので注意。白金の天使/Platinum Angelほど万能ではない。
- 対象を取らないライフロスでライフを0以下にされたときと、対象を取らないドローでライブラリーアウトさせられたときは敗北してしまう。
- 対戦相手が勝利条件カードで特殊な勝利をした場合にも無力である。
- また当然ながら、これ自体はあっさり帰化/Naturalizeなどで壊れてしまう。