North Star
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[[2007年]]1月の[[オラクル]]変更により、「マナを他の任意の[[色]]のマナである[[かのように]]」支払うことを許可する能力となり、印刷時と同様に、マナ・コストの無いカードを唱えることはできなくなった。ただし、マナを無色マナであるかのように支払うことができないテキストとなっており、無色[[マナ・シンボル]]の登場によって印刷時の機能を完全に再現するものではなくなっていた。 | [[2007年]]1月の[[オラクル]]変更により、「マナを他の任意の[[色]]のマナである[[かのように]]」支払うことを許可する能力となり、印刷時と同様に、マナ・コストの無いカードを唱えることはできなくなった。ただし、マナを無色マナであるかのように支払うことができないテキストとなっており、無色[[マナ・シンボル]]の登場によって印刷時の機能を完全に再現するものではなくなっていた。 |
2021年5月4日 (火) 22:02時点における版
アーティファクト
(4),(T):このターン、呪文1つについて、その呪文のマナ・コストを支払うのに、マナを他の任意のタイプのマナであるかのように支払ってもよい。(追加コストは通常通り支払う。)
起動したターンの間、1つの呪文をマナのタイプを無視して唱えられるようにするアーティファクト。例えばスリヴァーの女王/Sliver Queenなら「任意の5マナ」があれば唱えられるということになる。
効果だけ見れば確かに唱えやすくはなるのだが、マナ・コストが4マナでさらに4マナの起動コストが必要となる。例えば上記スリヴァーの女王を出すには9マナがいることになり、別の例なら白騎士/White Knightは6マナである。これだけの無駄が許されるなら、もっと軽くて使いやすいマナフィルターを利用したほうが良い。
このカードが作られたレジェンドは、多色カードが初めて採用されたエキスパンション。デュアルランドは現役だったとはいえ、それ以外にまともな多色土地やマナ・アーティファクト、マナフィルターもほとんどない時代であり、これらを豊富に使える後世に比べれば、はるかに多色カードを唱えるのは大変だった。しかし、当時はそこまでして使いたい多色カードも無く、重すぎるために使われていなかった。
オラクルの変遷
一時期(2003年ごろ)、「点数で見たマナ・コスト(現在のマナ総量)に等しい量の無色マナ」を代替コストとして与える能力に変更され、色マナで支払うことができないルール文章になっていた。ただし代替コストを与えていた関係上、マナ・コストの無いカードをNorth Starの起動コストのみで手札から直接唱えられた。
2007年1月のオラクル変更により、「マナを他の任意の色のマナであるかのように」支払うことを許可する能力となり、印刷時と同様に、マナ・コストの無いカードを唱えることはできなくなった。ただし、マナを無色マナであるかのように支払うことができないテキストとなっており、無色マナ・シンボルの登場によって印刷時の機能を完全に再現するものではなくなっていた。
その後2016年6月に「他の任意の色のマナ」が「他の任意のタイプのマナ」に変更され、カードに印刷された通りの能力を完全に再現するテキストに戻された。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第6位(Braingeyser)
- コスト変更カード
- カード個別評価:レジェンド - レア1