天使
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− | [[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における天使は純粋な[[白マナ]]の体現であり、善の具象化であり守護者でもある。背中に大きな翼を持ち、その多くが剣や重厚な鎧で武装した成人女性というほぼ共通の外見を持つ。[[セラの天使/Serra Angel (ストーリー)|セラの領土の天使]]や[[アクローマ/Akroma]]、[[アヴァシン/Avacyn]]など[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や強大な[[ウィザード|魔道士]]によって造りだされた者達もいる。時には高潔な理想を失った[[堕天使/Fallen Angel]]も現れるが、単なる悪とは異なりかつての崇拝者に刃を向けるという性質がある。 | + | [[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における天使は純粋な[[白マナ]]の体現であり、善の具象化であり守護者でもある。背中に大きな翼を持ち、その多くが剣や重厚な鎧で武装した成人女性というほぼ共通の外見を持つ。[[ドミナリア/Dominaria]]をはじめとして数多くの[[次元/Plane]]で目にすることができる。[[セラの天使/Serra Angel (ストーリー)|セラの領土の天使]]や[[アクローマ/Akroma]]、[[アヴァシン/Avacyn]]など[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や強大な[[ウィザード|魔道士]]によって造りだされた者達もいる。時には高潔な理想を失った[[堕天使/Fallen Angel]]も現れるが、単なる悪とは異なりかつての崇拝者に刃を向けるという性質がある。 |
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− | :'''The Blinding Halo'''と呼ばれる目隠しのように顔の位置まで下りた光輪が特徴({{Gatherer|id= | + | :'''The Blinding Halo'''と呼ばれる目隠しのように顔の位置まで下りた光輪が特徴({{Gatherer|id=493226}})。[[エルドラージ覚醒]]時のコラム<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/defiance-angels-2010-04-13 The Defiance of Angels](Savor the Flavor 2010年4月14日 [[Doug Beyer]]著)</ref>ではこの特徴は[[エルドラージ/Eldrazi]]の干渉によって天使達に付けられた枷であり、エルドラージの暴虐から天使達の目を隠す目的があるとされた。[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Zendikar]]では、封印後の1回目のエルドラージの復活を防げなかった天使達が戒めとして自ら課したものとされており、[[ゼンディカーの夜明け]]時点でもこちらの設定となっている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034380/ 『ゼンディカーの夜明け』の伝説たち](2020年9月15日 [[Ari Zirulnik]]著)</ref>。 |
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2020年10月8日 (木) 00:07時点における版
天使/Angelは、種族にあたるクリーチャー・タイプの1つ。
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。
初出はリミテッド・エディションのセラの天使/Serra Angel。クリーチャー・タイプ大再編では、天使の従者/Angelic Pageや霊体の先達/Karmic Guideなど絵が天使らしいクリーチャーにも天使のクリーチャー・タイプが与えられた。白の象徴的クリーチャーとして扱われており、フレイバー的な理由が無い限り登場する機会は多い。
基本的に白とそれを含む多色のクリーチャーだが、緑を除く他の色の単色や無色のアーティファクト・クリーチャーにも少数存在する。数少ない4色クリーチャーを擁するタイプでもある。
現在では、まばゆい天使/Blinding Angelなどの一部の例外を除いて、天使は3/3以上の大型で飛行を持つと決められているらしい[1]。また、天使の多くは稀少度がレア以上である。
天使である、もしくは天使でないことを参照するカードは、天使がテーマの一つであるアヴァシンの帰還のカードを中心に複数存在する。アヴァシンの帰還以外のカードでは巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast、光輪狩り/Halo Hunter、大天使アヴァシン/Archangel Avacyn、消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light、黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer、翼の司教/Bishop of Wings、天頂の探求者、カーリア/Kaalia, Zenith Seeker、エメリアの呼び声/Emeria's Callが存在する。
天使を含むトークンを生成するカードは複数存在し、少数の例外を除き、飛行を持つ白の4/4のトークンを生成する。(→トークン一覧)
伝説の天使はゼンディカーの夜明け現在34枚存在する(「伝説の(Legendary)・天使(Angel)」でWHISPER検索)が、大天使アヴァシンの第2面である浄化の天使、アヴァシン/Avacyn, the Purifier、合体カードである悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmaresを含めると36種類存在することになる。
- 天使に変化するカードにオパールの大天使/Opal Archangel、天使の墳墓/Angel's Tomb、叶えられた祈り/Answered Prayersが存在する。
- 美麗なイラストが多く、最もコレクターの多いクリーチャー・タイプ。特にレアのFoilとなるとトップレアのFoilを超える価値で取引されることもよくある。
- デーモンやスフィンクスと同じく、職業を持つものがほとんどいない。
- ゼンディカーの夜明けでは職業を持つ天使が複数登場した。これはパーティーメカニズムの存在によるところが大きく、Mark Rosewaterは、依然として天使は職業なしが標準であると述べている[2]。
ストーリー
マジックにおける天使は純粋な白マナの体現であり、善の具象化であり守護者でもある。背中に大きな翼を持ち、その多くが剣や重厚な鎧で武装した成人女性というほぼ共通の外見を持つ。ドミナリア/Dominariaをはじめとして数多くの次元/Planeで目にすることができる。セラの領土の天使やアクローマ/Akroma、アヴァシン/Avacynなどプレインズウォーカー/Planeswalkerや強大な魔道士によって造りだされた者達もいる。時には高潔な理想を失った堕天使/Fallen Angelも現れるが、単なる悪とは異なりかつての崇拝者に刃を向けるという性質がある。
- ゼンディカー/Zendikar
- The Blinding Haloと呼ばれる目隠しのように顔の位置まで下りた光輪が特徴(イラスト)。エルドラージ覚醒時のコラム[3]ではこの特徴はエルドラージ/Eldraziの干渉によって天使達に付けられた枷であり、エルドラージの暴虐から天使達の目を隠す目的があるとされた。The Art of Magic: the Gathering Zendikarでは、封印後の1回目のエルドラージの復活を防げなかった天使達が戒めとして自ら課したものとされており、ゼンディカーの夜明け時点でもこちらの設定となっている[4]。
- カラデシュ/Kaladesh
- 4本の腕、赤みがかった皮膚の色、人工的な印象の服飾が特徴(イラスト)。純粋な白マナの体現であり完全な存在であることから、カラデシュの天使は霊気/Aetherの循環から切り離された存在と見做されている。カラデシュの天使は崇拝されているわけではなく、吉兆の象徴というべき立ち位置にある。
脚注
- ↑ Angels in the Outfield(Latest Developments 2004年6月25日 Aaron Forsythe著)
- ↑ Are Angel Wizard going to be the trend in the...(Blogatog 2020年8月27日 Mark Rosewater著)
- ↑ The Defiance of Angels(Savor the Flavor 2010年4月14日 Doug Beyer著)
- ↑ 『ゼンディカーの夜明け』の伝説たち(2020年9月15日 Ari Zirulnik著)