真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs
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これの[[スタンダード]]現役当時、[[赤]]の[[ビートダウン]]系デッキなら選択の余地もないことはない[[カード]]ではあったが、赤の3[[マナ]]帯には[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]などの優秀クリーチャーも多く、なかなか厳しいところではあった。 | これの[[スタンダード]]現役当時、[[赤]]の[[ビートダウン]]系デッキなら選択の余地もないことはない[[カード]]ではあったが、赤の3[[マナ]]帯には[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]などの優秀クリーチャーも多く、なかなか厳しいところではあった。 | ||
− | *これは[[鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs]]の[[上位種]]に当たり、[[ゴブリンの騎兵隊/Goblin Cavaliers]]と[[硫黄の精霊/Sulfur Elemental]]の[[下位互換]]である。また、[[ダブルシンボル]] | + | *これは[[鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs]]の[[上位種]]に当たり、[[ゴブリンの騎兵隊/Goblin Cavaliers]]と[[硫黄の精霊/Sulfur Elemental]]の[[下位互換]]である。また、[[ダブルシンボル]]だがブロック制限がない[[バルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians]]もいる。 |
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− | '''真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs | + | '''真鍮爪のオーク'''/''Brassclaw Orcs''は[[フォールン・エンパイア|暗黒時代]]の[[サーペイディア/Sarpadia]]大陸に住む[[オーク]]族。 |
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+ | 名前の通り巨大な真鍮製の爪を手に装備しているものの、この爪の武器としての評価は低かった。また、オークの例に漏れず総じて臆病だが、[[Orcish Veteran|戦争でその臆病さを克服する者]]たちもいた。軍は[[Orc General|オークの将軍]]たちに率いられ、(後には[[ゴブリン]]も含んで構成された)各部隊は[[オークの隊長/Orcish Captain]]が(なるべく後方から)指揮を執る。 | ||
[[アイケイシア/Icatia]]との国境では常に小競り合いを起こしているが、帝国の脅威とみなされるほどの勢力ではなかった。同じ地方に住むゴブリンとは仲が悪く協力することはなかったが、[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]の提案と資金提供(あるいは賄賂)を受けてゴブリンと同盟を結び、アイケイシア国境で紛争を活発化させる。リーオッドの軍事訓練で鍛え上げられ、新たな武器([[Goblin Kites#ストーリー|ゴブリンの凧]]、[[Goblin Grenade#ストーリー|卵]]、[[ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums#ストーリー|戦太鼓]])を手に入れたオーク・ゴブリン同盟は次第に強大な軍隊へと姿を変えていった。しかし、リーオッドとの接触が途絶えてからは、オーク・ゴブリンの同盟軍はアイケイシアよりも戦い易いドワーフの都市群を標的に定める。[[Kalitas|Kalitas(カリタス)]]などの街や小さな集落を次々に攻め落とし、[[Gurn Keep|Gurn Keep(ガーン砦)]]に押し寄せた有象無象のオーク・ゴブリンの大群はこのドワーフ最後の[[ドワーフの砦/Dwarven Hold|砦]]すら陥落させてしまった。 | [[アイケイシア/Icatia]]との国境では常に小競り合いを起こしているが、帝国の脅威とみなされるほどの勢力ではなかった。同じ地方に住むゴブリンとは仲が悪く協力することはなかったが、[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]の提案と資金提供(あるいは賄賂)を受けてゴブリンと同盟を結び、アイケイシア国境で紛争を活発化させる。リーオッドの軍事訓練で鍛え上げられ、新たな武器([[Goblin Kites#ストーリー|ゴブリンの凧]]、[[Goblin Grenade#ストーリー|卵]]、[[ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums#ストーリー|戦太鼓]])を手に入れたオーク・ゴブリン同盟は次第に強大な軍隊へと姿を変えていった。しかし、リーオッドとの接触が途絶えてからは、オーク・ゴブリンの同盟軍はアイケイシアよりも戦い易いドワーフの都市群を標的に定める。[[Kalitas|Kalitas(カリタス)]]などの街や小さな集落を次々に攻め落とし、[[Gurn Keep|Gurn Keep(ガーン砦)]]に押し寄せた有象無象のオーク・ゴブリンの大群はこのドワーフ最後の[[ドワーフの砦/Dwarven Hold|砦]]すら陥落させてしまった。 |
2008年6月18日 (水) 12:22時点における版
典型的な、攻撃用クリーチャー。一応ブロックもできるが、それはパワー1の(これ自身が倒されないような)相手だけに限られる。チャンプブロックには使えないということになるが、「ブロックに参加できない」に比べればまだ緩いデメリットである。
これのスタンダード現役当時、赤のビートダウン系デッキなら選択の余地もないことはないカードではあったが、赤の3マナ帯にはボール・ライトニング/Ball Lightningなどの優秀クリーチャーも多く、なかなか厳しいところではあった。
- これは鉄爪のオーク/Ironclaw Orcsの上位種に当たり、ゴブリンの騎兵隊/Goblin Cavaliersと硫黄の精霊/Sulfur Elementalの下位互換である。また、ダブルシンボルだがブロック制限がないバルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbariansもいる。
ストーリ−
真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcsは暗黒時代のサーペイディア/Sarpadia大陸に住むオーク族。
名前の通り巨大な真鍮製の爪を手に装備しているものの、この爪の武器としての評価は低かった。また、オークの例に漏れず総じて臆病だが、戦争でその臆病さを克服する者たちもいた。軍はオークの将軍たちに率いられ、(後にはゴブリンも含んで構成された)各部隊はオークの隊長/Orcish Captainが(なるべく後方から)指揮を執る。
アイケイシア/Icatiaとの国境では常に小競り合いを起こしているが、帝国の脅威とみなされるほどの勢力ではなかった。同じ地方に住むゴブリンとは仲が悪く協力することはなかったが、リーオッド・ダイ/Reod Daiの提案と資金提供(あるいは賄賂)を受けてゴブリンと同盟を結び、アイケイシア国境で紛争を活発化させる。リーオッドの軍事訓練で鍛え上げられ、新たな武器(ゴブリンの凧、卵、戦太鼓)を手に入れたオーク・ゴブリン同盟は次第に強大な軍隊へと姿を変えていった。しかし、リーオッドとの接触が途絶えてからは、オーク・ゴブリンの同盟軍はアイケイシアよりも戦い易いドワーフの都市群を標的に定める。Kalitas(カリタス)などの街や小さな集落を次々に攻め落とし、Gurn Keep(ガーン砦)に押し寄せた有象無象のオーク・ゴブリンの大群はこのドワーフ最後の砦すら陥落させてしまった。
オークとゴブリンはgoblin-orc battle tongue(ゴブリン=オーク戦闘語)で会話する。
サーペイディアには真鍮爪族の他に、鉄爪族や氷爪族(iceclaws)が存在する。
スラル/thrullが溢れかえった、近代サーペイディア大陸に生き残っている、なかなかしぶとい種族である。