フリー・ホエリイ
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2019年1月15日 (火) 02:14時点における最新版
フリー・ホエリイ (Free Whaley)は巨大鯨/Great Whaleを使用したリアニメイト系無限マナコンボデッキ。
デッキ名は巨大鯨のカード名（Great Whale）とフリースペルの組み合わせであり、映画「フリー・ウィリー」のタイトルに引っ掛けている（ただし、この映画の主役は鯨ではなくシャチ）。
[編集] 概要
エンチャント
クリーチャーを１体生け贄に捧げる,繰り返す悪夢をオーナーの手札に戻す：あなたの墓地にあるクリーチャー・カード１枚を対象とし、それを戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
動きはダンシング・ドレイクとほぼ同じ。巨大鯨/Great Whaleを墓地に落として再利用可能な繰り返す悪夢/Recurring Nightmareでリアニメイトする。巨大鯨が戦場に出るたびに土地を7つアンタップするため、これを繰り返すことで無限マナを発生させる。最後は大容量のX火力（おもに天才のひらめき/Stroke of Genius）を対戦相手に打ち込む。他には、繰り返す悪夢でトリスケリオン/Triskelionや187クリーチャーのETB能力を無限に使いまわして勝利する場合もある。
ウルザズ・サーガ参入直後のスタンダードとエクステンデッドで考案された。スタンダードのものは巨大鯨を墓地に落とす手段として適者生存/Survival of the Fittestを使用し、ナイトメア・サバイバルに組み込むことが多い（ナイトメア・サバイバルの項目も参照のこと）。
このようなコンボが生まれた結果、フリースペルにエラッタが出され、手札から唱えられて戦場に出た場合以外は土地はアンタップされないようになり、繰り返す悪夢もスタンダードの禁止カードに指定された。なお、その後約8年後の2006年7月15日にこのエラッタは解除されているため、現在はエターナルで組む事が可能となっている。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーローマ98 第9位
- 使用者:David Humpherys
- フォーマット
| メインデッキ (60) | |
|---|---|
| クリーチャー (14) | |
| 4 | 巨大鯨/Great Whale |
| 1 | ギックスの僧侶/Priest of Gix |
| 4 | Shield Sphere |
| 4 | マーフォークの交易商人/Merfolk Traders |
| 1 | トリスケリオン/Triskelion |
| 呪文 (23) | |
| 4 | 意志の力/Force of Will |
| 2 | 対抗呪文/Counterspell |
| 4 | 繰り返す悪夢/Recurring Nightmare |
| 1 | 調律/Attunement |
| 4 | 衝動/Impulse |
| 4 | 直観/Intuition |
| 3 | 強迫/Duress |
| 1 | 天才のひらめき/Stroke of Genius |
| 土地 (23) | |
| 2 | ミシュラの工廠/Mishra's Factory |
| 4 | Underground Sea |
| 3 | 地底の大河/Underground River |
| 10 | 島/Island |
| 4 | 沼/Swamp |
| サイドボード | |
| 4 | 寒け/Chill |
| 1 | 象亀/Giant Tortoise |
| 3 | 知恵の蛇/Ophidian |
| 1 | 対抗呪文/Counterspell |
| 1 | 強迫/Duress |
| 3 | 秘儀の研究室/Arcane Laboratory |
| 2 | 魔力流出/Energy Flux |
- ナイトメア・サバイバルを使用しない、比較的シンプルなコンボタイプ。
- サイドボードからはコンボ要素を外し、知恵の蛇/Ophidianを使用したパーミッションに変化することもできる。この場合、巨大鯨/Great Whaleはフィニッシャーとしての役割を果たす。
- プロツアーローマ98はいわゆるMoMaの冬の始まりとなる大会であるが、メインデッキのカウンター呪文と手札破壊、サイドからの秘儀の研究室/Arcane LaboratoryによりMoMaに対処することができる。
