Sekena

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(1人の利用者による、間の1版が非表示)
1行: 1行:
=Sekena=
+
''Sekena''('''セキーナ''')は[[フォールン・エンパイア]]を舞台にした短編および小説の登場人物。
 +
==解説==
 +
冒険家の戦士になることを夢見る、お転婆な[[ドワーフ]]の15歳の少女。[[Melelki|Melelki(メレルキ)]]の末娘で、[[Tamun|Tamun(タムン)]]の妹。動物の感情を”嗅ぎ取る”不思議な力を持つ。その力で、次に孵化しそうな[[ドラゴン]]の卵を見分けたり、[[チビ・ドラゴン/Dragon Whelp]]と共感し手懐けてしまう。
  
Sekena(セキーナ)
+
[[ヘイヴンウッド/Havenwood]]への旅の道すがら、戦いで[[ドワーフ都市の廃墟/Dwarven Ruins|廃墟]]となった街[[Kalitas|Kalitas(カリタス)]]の惨状や人の死を間近に経験する。その上、[[人間]]の[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]から自分の子供染みた考えに対して手厳しい批判を受けたことで、過酷な現実を理解していく。そして、自分の使命は[[オーク]]の襲撃に遭っている同族のための行動だと心を決めると、[[Teedmar|Teedmar(ティードマー)]]の戦いに加勢すべく、母と姉をリーオッドに託し、2匹のチビ・ドラゴンを連れて一行と離れる。
  
冒険家の戦士になることを夢見る、お転婆な[[ドワーフ]]の少女。15歳。
+
旅の途中[[Scarza|Scarza(スカーザ) ]]近くの山中で、巨大な大人のドラゴンと出会う。セキーナ一行は、そのドラゴンと一緒に過ごす事で友情を育む。数日後、ティードマーの方角に黒煙が立ち上ると、ドラゴンの背に跨り空を駆け街へと急行する。[[ゴブリン]]に追われる母と姉を発見、ゴブリンを退散させると母子は再会を果たす。すでに廃墟と化したティードマーでは地下坑道に閉じ込められた生き残りを、ドラゴンの怪力で瓦礫を取り除いて救助する。その後、母と姉を[[Gurn Keep|Gurn Keep(ガーン砦)]]に送り届けると、再びドラゴンと共に巣へ戻る。
[[Melelki|Melelki(メレルキ)]]の末娘で、[[Tamun|Tamun(タムン)]]の妹。
+
動物の感情を”嗅ぎ取る”不思議な力を持つ。その力で、次に孵化しそうな[[ドラゴン]]の卵を見分けたり、[[チビ・ドラゴン/Dragon Whelp]]と共感し手懐けてしまう。
+
  
[[ヘイヴンウッド/Havenwood]]への旅の道すがら、戦いで[[ドワーフ都市の廃墟/Dwarven Ruins|廃墟]]となった街[[Kalitas|Kalitas(カリタス)]]の惨状や人の死を間近に経験する。その上、[[人間]]の[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]から自分の子供染みた考えに対して手厳しい批判を受けたことで、過酷な現実を理解していく。そして、自分の成すべきは[[オーク]]の襲撃に遭っている同族のための行動だと心を決めると、[[Teedmar|Teedmar(ティードマー)]]の戦いに加勢すべく、母と姉をリーオッドに託し、2匹のチビ・ドラゴンを連れて一行と離れる。
+
ガーン砦の攻防戦では、巨竜と2匹のチビ・ドラゴンと共にドワーフに加勢するが、数で勝る[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#ストーリー|オーク・ゴブリン]]軍の前に、流石のドラゴンでも撤退を余儀なくされる。その後は戦いの推移を傍観せざるを得なくなるが、とうとう砦が陥落の時を迎えるに至り、城壁の上に追い詰められた母と姉、リーオッドを発見、無事3人を救い出したのだった。
 
+
旅の途中[[Scarza|Scarza(スカーザ) ]]近くの山中で、巨大な大人のドラゴンと出会う。セキーナ一行は、そのドラゴンと一緒に過ごす事で友情を育む。
+
数日後、ティードマーの方角に黒煙が立ち上ると、ドラゴンの背に跨り空を駆け街へと急行する。[[ゴブリン]]に追われる母と姉を発見、ゴブリンを退散させると母子は再会を果たす。
+
すでに廃墟と化したティードマーでは地下坑道に閉じ込められた生き残りを、ドラゴンの怪力で瓦礫を取り除いて救助する。
+
その後、母と姉を[[Gurn Keep|Gurn Keep(ガーン砦)]]に送り届けると、再びドラゴンと共に巣へ戻る。
+
 
+
ガーン砦の攻防戦では、巨竜と2匹のチビ・ドラゴンと共にドワーフに加勢するが、数で勝る[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#story|オーク・ゴブリン]]軍の前に、流石のドラゴンでも撤退を余儀なくされる。その後は戦いの推移を傍観せざるを得なくなるが、とうとう砦が陥落の時を迎えるに至り、城壁の上に追い詰められた母と姉、リーオッドを発見、無事3人を救い出したのだった。
+
 
+
*セキーナの語尾「ee-na(イーナ)」を「ee-tri(イートリ)」と上手く発音出来ないドラゴンに正しい発音を教えようとしたり、ティードマーの生き残りにSevena(セヴィーナ)と聞き間違えられたりと、名前に関したエピソードが目立つ。
+
他にも、「リーオッド・ダイ/Reod Dai」を『変な名前』と感想を漏らしてもいる(小説ではメレルキの台詞になっているが、短編ではセキーナの台詞と読める)。
+
  
 +
*セキーナの語尾「ee-na(イーナ)」を「ee-tri(イートリ)」と上手く発音出来ないドラゴンに正しい発音を教えようとしたり、ティードマーの生き残りにSevena(セヴィーナ)と聞き間違えられたりと、名前に関したエピソードが目立つ。他にも、「リーオッド・ダイ/Reod Dai」を「変な名前」と感想を漏らしてもいる(小説ではメレルキの台詞になっているが、短編ではセキーナの台詞とも読める)。
 +
==登場==
 +
*The Going Price([[Tapestries]]の短編)
 +
*[[And Peace Shall Sleep]](小説)
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[フォールン・エンパイア]]
 
*[[フォールン・エンパイア]]
26行: 20行:
 
*[[Melelki|Melelki(メレルキ)]]
 
*[[Melelki|Melelki(メレルキ)]]
 
*[[Tamun|Tamun(タムン)]]
 
*[[Tamun|Tamun(タムン)]]
*The Going Price([[Tapestries]]の短編)
 
*[[And Peace Shall Sleep]](小説)
 
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2008年3月23日 (日) 03:54時点における最新版

Sekenaセキーナ)はフォールン・エンパイアを舞台にした短編および小説の登場人物。

[編集] 解説

冒険家の戦士になることを夢見る、お転婆なドワーフの15歳の少女。Melelki(メレルキ)の末娘で、Tamun(タムン)の妹。動物の感情を”嗅ぎ取る”不思議な力を持つ。その力で、次に孵化しそうなドラゴンの卵を見分けたり、チビ・ドラゴン/Dragon Whelpと共感し手懐けてしまう。

ヘイヴンウッド/Havenwoodへの旅の道すがら、戦いで廃墟となった街Kalitas(カリタス)の惨状や人の死を間近に経験する。その上、人間リーオッド・ダイ/Reod Daiから自分の子供染みた考えに対して手厳しい批判を受けたことで、過酷な現実を理解していく。そして、自分の使命はオークの襲撃に遭っている同族のための行動だと心を決めると、Teedmar(ティードマー)の戦いに加勢すべく、母と姉をリーオッドに託し、2匹のチビ・ドラゴンを連れて一行と離れる。

旅の途中Scarza(スカーザ) 近くの山中で、巨大な大人のドラゴンと出会う。セキーナ一行は、そのドラゴンと一緒に過ごす事で友情を育む。数日後、ティードマーの方角に黒煙が立ち上ると、ドラゴンの背に跨り空を駆け街へと急行する。ゴブリンに追われる母と姉を発見、ゴブリンを退散させると母子は再会を果たす。すでに廃墟と化したティードマーでは地下坑道に閉じ込められた生き残りを、ドラゴンの怪力で瓦礫を取り除いて救助する。その後、母と姉をGurn Keep(ガーン砦)に送り届けると、再びドラゴンと共に巣へ戻る。

ガーン砦の攻防戦では、巨竜と2匹のチビ・ドラゴンと共にドワーフに加勢するが、数で勝るオーク・ゴブリン軍の前に、流石のドラゴンでも撤退を余儀なくされる。その後は戦いの推移を傍観せざるを得なくなるが、とうとう砦が陥落の時を迎えるに至り、城壁の上に追い詰められた母と姉、リーオッドを発見、無事3人を救い出したのだった。

  • セキーナの語尾「ee-na(イーナ)」を「ee-tri(イートリ)」と上手く発音出来ないドラゴンに正しい発音を教えようとしたり、ティードマーの生き残りにSevena(セヴィーナ)と聞き間違えられたりと、名前に関したエピソードが目立つ。他にも、「リーオッド・ダイ/Reod Dai」を「変な名前」と感想を漏らしてもいる(小説ではメレルキの台詞になっているが、短編ではセキーナの台詞とも読める)。

[編集] 登場

[編集] 参考

QR Code.gif