上位種

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=上位種=
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'''上位種'''とは、別の[[カード]]と比較して、似たような性質を持ちつつ性能が大きくなったようなカードを指す俗語。また、これに対して小型のものを「[[下位種]]」と呼ぶ。
  
[[サイズ]]、[[能力]]、[[マナ・コスト]]などが全体的に大きくなったカードのこと。主に[[クリーチャー]]に対して言う。
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==解説==
[[上位互換]]とは意味が違う。
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{{#card:Spiketail Hatchling}}
また、これに対して小型のものを「下位種」と呼んだりもする。
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{{#card:Spiketail Drakeling}}
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{{#card:Spiketail Drake}}
  
例:[[トゲ尾の雛/Spiketail Hatchling]][[トゲ尾のドレイク/Spiketail Drake]]
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一般に、別のあるカードよりも[[マナ・コスト]]が大きくなることで、[[能力]]の[[効果]]や、[[P/T]]などが大きくなるものを指す。主に[[クリーチャー]]に対して用いる。
  
*[[稀少度]]ごとに1枚ずつ作られて[[サイクル]]をなすこともある。
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ルール上定義されている言葉ではなく、「ひとまわり大きい」「大型版」などと表現されることもある。
例:[[沸血のドワーフ/Bloodfire Dwarf]]→[[沸血のカヴー/Bloodfire Kavu]]→[[沸血の巨像/Bloodfire Colossus]]
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*「上位/下位」という語感から「より使いやすい(上位互換)」と勘違いされやすいが、そういう意味の言葉ではない。
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[[サイズ]]や効果の大きさのみを比較するものであり、「上位種」「下位種」の関係は、[[カードパワー]]の比較としての「強い」「弱い」とは必ずしも一致しない。詳細は[[#カードパワー]]を参照。
「上位種」だからといって実用上より有利になる保証はない。
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もちろんそれが使われてしまえばその効果自体は「上位種」のほうが大きくなるが、その分マナ・コストが大きいため使用できるタイミングが遅くなりがち。
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*[[上位互換]][[下位互換]])とは異なる用語。こちらはカードパワーと密接に関係している。詳細は[[上位互換]]を参照。
安く・早期にだせることがプラスになるケースも少なくないため、小回りが効く小さいほうが選択されることも多い。
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逆に、下位種では効果が小さすぎて役に立たず、上位種が選択されることも。
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==実例==
**有名な例として、[[ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker]]があげられるだろう。
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;[[トゲ尾の雛/Spiketail Hatchling]]→[[トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling]]→[[トゲ尾のドレイク/Spiketail Drake]]
これには上位種([[ヴィーアシーノの殺し屋/Viashino Cutthroat]])と下位種([[ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout]]がいるが、実用上はこの「真ん中の種」が使いやすく、選択されやすい。
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:いずれも[[青]]のクリーチャーで[[飛行]]を持ち、マナ・コストが重くなるごとにサイズが大きくなり、能力も強化されている。このことから、トゲ尾の仔ドレイクはトゲ尾の雛の上位種であり、トゲ尾のドレイクはそれらのさらなる上位種となっている。
<!-- だから上位っていうのはちょっと語弊大きいね・・・ -->
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*ルール上定義されている言葉ではない俗語。
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;[[沸血のドワーフ/Bloodfire Dwarf]]→[[沸血のカヴー/Bloodfire Kavu]]→[[沸血の巨像/Bloodfire Colossus]]
「ひとまわり大きい」「大型版」などと表現されることもある。
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:こちらも同様に上位種・下位種の関係になっている。さらにこちらは、いずれも同じ[[エキスパンション]]に収録され、[[稀少度]]ごとに1枚ずつ作られて[[サイクル]]をなしている。
<!-- ↑・・・ですよね?正直、わたしは初めて聞いた言葉です。 -->
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==カードパワー==
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「上位/下位」という語感から「上位種の方がより使いやすい」と勘違いされやすいが、そういう意味の言葉ではない。「上位種」だからといって実用上より有利になる保証はない。
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もちろん上位種はそれを使うことができれば効果自体は下位種よりも大きいが、その分マナ・コストが大きいために使用できるのが遅くなり、タイミングを逃す可能性がある。結果的に、効果が小さくても安く・早期に扱える下位種の方が評価されることも多い。逆に、下位種では効果が小さすぎて役に立たず、上位種が選択されることもある。カードパワーはマナ・コストとのバランス、すなわち[[コスト・パフォーマンス]]や[[マナレシオ]]の方が重要となるため、上位種・下位種の関係は実用性と一致しないことになる。
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有名な例として、[[ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker]]が挙げられる。これには上位種([[ヴィーアシーノの殺し屋/Viashino Cutthroat]])と下位種([[ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout]])がいるが、実用上はこの「真ん中の種」が使いやすく、選択されやすい。
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==その他==
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*「[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]は[[灰色熊/Grizzly Bears]]の上位種である」などと言い出すとキリがないので、[[バニラ]]にはあまり使わない(誤用ではない)。
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*同系統といっても能力に大きな差がある場合はあまり使われない。例えば、[[せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro]]と[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]はどちらも[[マナ・クリーチャー]]ではあるが、性質が異なりすぎるため上位種・下位種の関係とみなされることはまずない。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[下位種]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2013年7月28日 (日) 23:56時点における最新版

上位種とは、別のカードと比較して、似たような性質を持ちつつ性能が大きくなったようなカードを指す俗語。また、これに対して小型のものを「下位種」と呼ぶ。

目次

[編集] 解説


Spiketail Hatchling / トゲ尾の雛 (1)(青)
クリーチャー — ドレイク(Drake)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
トゲ尾の雛を生け贄に捧げる:呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、打ち消す。

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Spiketail Drakeling / トゲ尾の仔ドレイク (1)(青)(青)
クリーチャー — ドレイク(Drake)

飛行
トゲ尾の仔ドレイクを生け贄に捧げる:呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、打ち消す。

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Spiketail Drake / トゲ尾のドレイク (3)(青)(青)
クリーチャー — ドレイク(Drake)

飛行
トゲ尾のドレイクを生け贄に捧げる:呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(3)を支払わないかぎり、打ち消す。

3/3

一般に、別のあるカードよりもマナ・コストが大きくなることで、能力効果や、P/Tなどが大きくなるものを指す。主にクリーチャーに対して用いる。

ルール上定義されている言葉ではなく、「ひとまわり大きい」「大型版」などと表現されることもある。

サイズや効果の大きさのみを比較するものであり、「上位種」「下位種」の関係は、カードパワーの比較としての「強い」「弱い」とは必ずしも一致しない。詳細は#カードパワーを参照。

[編集] 実例

トゲ尾の雛/Spiketail Hatchlingトゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakelingトゲ尾のドレイク/Spiketail Drake
いずれものクリーチャーで飛行を持ち、マナ・コストが重くなるごとにサイズが大きくなり、能力も強化されている。このことから、トゲ尾の仔ドレイクはトゲ尾の雛の上位種であり、トゲ尾のドレイクはそれらのさらなる上位種となっている。
沸血のドワーフ/Bloodfire Dwarf沸血のカヴー/Bloodfire Kavu沸血の巨像/Bloodfire Colossus
こちらも同様に上位種・下位種の関係になっている。さらにこちらは、いずれも同じエキスパンションに収録され、稀少度ごとに1枚ずつ作られてサイクルをなしている。

[編集] カードパワー

「上位/下位」という語感から「上位種の方がより使いやすい」と勘違いされやすいが、そういう意味の言葉ではない。「上位種」だからといって実用上より有利になる保証はない。

もちろん上位種はそれを使うことができれば効果自体は下位種よりも大きいが、その分マナ・コストが大きいために使用できるのが遅くなり、タイミングを逃す可能性がある。結果的に、効果が小さくても安く・早期に扱える下位種の方が評価されることも多い。逆に、下位種では効果が小さすぎて役に立たず、上位種が選択されることもある。カードパワーはマナ・コストとのバランス、すなわちコスト・パフォーマンスマナレシオの方が重要となるため、上位種・下位種の関係は実用性と一致しないことになる。

有名な例として、ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalkerが挙げられる。これには上位種(ヴィーアシーノの殺し屋/Viashino Cutthroat)と下位種(ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout)がいるが、実用上はこの「真ん中の種」が使いやすく、選択されやすい。

[編集] その他

[編集] 参考

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