続唱 (デッキ)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
137行: 137行:
 
続唱との相性の悪さから、同[[環境]]の[[クロック・パーミッション]]では一般的な[[目くらまし/Daze]]は採用されない。似たような理由で[[思考囲い/Thoughtseize]]もあまり使われない。こうした事情から、[[Force of Will]]は採用されるものの、[[メインデッキ]]では[[コンボデッキ]]との相性があまりよくない。
 
続唱との相性の悪さから、同[[環境]]の[[クロック・パーミッション]]では一般的な[[目くらまし/Daze]]は採用されない。似たような理由で[[思考囲い/Thoughtseize]]もあまり使われない。こうした事情から、[[Force of Will]]は採用されるものの、[[メインデッキ]]では[[コンボデッキ]]との相性があまりよくない。
  
==サンプルレシピ==
+
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
 
**[[グランプリストラスブール13]] 第10位 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpstr13/welcome 参考])
 
**[[グランプリストラスブール13]] 第10位 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpstr13/welcome 参考])

2013年4月21日 (日) 01:58時点における版

続唱(Cascade)は、アラーラ再誕参入後に登場した続唱を活かしたデッキの総称。

目次

概要

続唱によるサーチを活かしたコンボデッキから、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf瀝青破/Bituminous Blastなどのアドバンテージを軸に優秀なクリーチャー呪文を用いたビート・コントロールおよびコントロールデッキまで、幅広いバリエーションが存在する。

アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期

続唱ギミックを搭載したジャンドコントロールメタの中心として活躍している。


アラーラの断片ブロック構築

アラーラの断片ブロック構築でも続唱を中心としたデッキが存在する。

特に血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfカードパワーは高く、メタの中心にあるといってよい。ビートダウンからコントロールまで幅広く続唱のギミックが取り入れられている。

コントロールのものは、主に黒赤緑5色のどちらかで組まれることが多い。続唱カードからクリーチャー除去手札破壊などにつないでアドバンテージを稼ぎ、フィニッシャーで沈める。5の場合、エンドカード残酷な根本原理/Cruel Ultimatumが採用される場合が多い。


それぞれ詳細はジャンドコントロール5色残酷コントロールを参照のこと。

ビートダウンの場合はジャンドアグロナヤビートダウンに組み込まれることが多い。こちらは続唱カードから小型クリーチャー火力につないでゆく。

ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期

アラーラの再誕参入後に最初に活躍したデッキは、続唱カードサーチからスワンアサルトコンボを決める、続唱スワンと呼ばれるデッキだった。



その後、他のデッキにも続唱のギミックを組み込んだものが現れてきた。主に5色ジャンドカラーで組まれることが多い。

ジャンドカラーのものは血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfからクリーチャー火力につないでゆく。ジャンドアグロのページも参照のこと。


5色で組む場合はクイックントースト5色残酷コントロール)のバリエーションとして組まれる。このタイプは俗に続唱トーストとも呼ばれる。


サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (19)
4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
4 ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang
4 呪詛術士/Anathemancer
4 朽ちゆくヒル/Putrid Leech
3 川の殺し屋、シグ/Sygg, River Cutthroat
呪文 (15)
3 瀝青破/Bituminous Blast
4 謎めいた命令/Cryptic Command
4 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
1 残酷な根本原理/Cruel Ultimatum
2 火山の流弾/Volcanic Fallout
1 ジャンドの魔除け/Jund Charm
土地 (26)
2 滝の断崖/Cascade Bluffs
3 黄昏のぬかるみ/Twilight Mire
1 森/Forest
1 偶像の石塚/Graven Cairns
1 山/Mountain
4 反射池/Reflecting Pool
2 溢れかえる果樹園/Flooded Grove
1 沼/Swamp
4 鮮烈な林/Vivid Grove
3 鮮烈な岩山/Vivid Crag
4 鮮烈な湿地/Vivid Marsh
サイドボード
2 若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon
4 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 流刑への道/Path to Exile
2 ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge
2 火山の流弾/Volcanic Fallout
2 思考の大出血/Thought Hemorrhage

エクステンデッド

エクステンデッドでは、主にコンボデッキで使用されている。

超起源/Hypergenesisを利用した超起源死せる生/Living Endを活用した死せる生などがその代表例であり、続唱カード1枚を通せばコンボをスタートできるのが利点となっている。



レガシー

レガシーでは、断片無き工作員/Shardless Agentを利用したビート・コントロールが存在する。緑青+1の3色が一般的であり、中でも緑青黒BUG CascadeBUG カスケードBUG 続唱)が主流。



同じ色構成Team Americaテンポ・アドバンテージを重視するのに対し、こちらはカード・アドバンテージを意識した構成になっている。続唱からはHymn to Tourach瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageなどに繋げ、更なるアドバンテージを稼ぐ。中でも祖先の幻視/Ancestral Visionに繋がったときのアドバンテージは強力。

渦まく知識/Brainstorm師範の占い独楽/Sensei's Divining Top精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorの採用も一般的。これらは断片無き工作員に限らず、多用されるフェッチランドともシナジーを持つ。

続唱との相性の悪さから、同環境クロック・パーミッションでは一般的な目くらまし/Dazeは採用されない。似たような理由で思考囲い/Thoughtseizeもあまり使われない。こうした事情から、Force of Willは採用されるものの、メインデッキではコンボデッキとの相性があまりよくない。

サンプルレシピ

BUG Cascade [1]
土地 (22)
2 Bayou
2 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
3 汚染された三角州/Polluted Delta
2 Tropical Island
3 Underground Sea
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
2 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (14)
2 悪意の大梟/Baleful Strix
4 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
4 断片無き工作員/Shardless Agent
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
呪文 (24)
4 突然の衰微/Abrupt Decay
4 祖先の幻視/Ancestral Vision
4 渦まく知識/Brainstorm
2 意志の力/Force of Will
3 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
1 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
3 思考囲い/Thoughtseize
3 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
サイドボード (15)
1 仕組まれた疫病/Engineered Plague
1 罠の橋/Ensnaring Bridge
2 意志の力/Force of Will
1 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
2 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
2 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
1 真髄の針/Pithing Needle
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation
1 思考囲い/Thoughtseize


参考

QR Code.gif