「Magic: The Gathering Arena」を編集中
提供:MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行: | 1行: | ||
− | + | '''Magic: The Gathering Arena'''('''MTG Arena'''、'''MTG アリーナ''')は、[[マジック:ザ・ギャザリング]]のデジタル[[トレーディングカードゲーム]]。略称は'''MTGA'''など。[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]の後継にあたる。 | |
− | + | 制作は[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社のMagic Digital Next(マジック・デジタル・ネクスト)チーム。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | 制作は[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]] | + | |
==概要== | ==概要== | ||
[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]より無料ダウンロード。基本プレイ無料。ゲーム内課金あり。 | [https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]より無料ダウンロード。基本プレイ無料。ゲーム内課金あり。 | ||
− | + | 対応言語はリリース時点で英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジルポルトガル語の6言語、[[2019年]]2月15日のアップデート以降日本語、韓国語に対応。 | |
− | [[ | + | [[2017年]]8月3日に初めて情報が公開され、同年12月4日よりクローズドβテスト開始。翌年[[2018年]]9月27日からオープンβ版がリリースされ、誰でも遊べるようになった。 |
− | [[2019年]]以降、流行のeスポーツに合わせて[[マジック・プロリーグ]]や[[プロツアー]]の後継イベント『[[ミシックチャンピオンシップ]] | + | [[2019年]]以降、流行のeスポーツに合わせて[[マジック・プロリーグ]]や[[プロツアー]]の後継イベント『[[ミシックチャンピオンシップ]]』などが展開される予定。 |
==動作環境== | ==動作環境== | ||
− | + | 対応プラットフォームはWindows PCのみ。推奨動作環境などは[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]を参照。 | |
*動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。 | *動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。 | ||
32行: | 28行: | ||
UIはより洗練され、デッキ名などを入力する以外はほぼマウスだけで操作可能。[[墓地]]や[[追放]][[領域]]から[[プレイ]]・[[起動]]できるカードを[[手札]]の横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。 | UIはより洗練され、デッキ名などを入力する以外はほぼマウスだけで操作可能。[[墓地]]や[[追放]][[領域]]から[[プレイ]]・[[起動]]できるカードを[[手札]]の横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。 | ||
− | 演出面も[[マジック・デュエルズ:オリジン|マジック・デュエルズ]]から強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、[[プレインズウォーカー]]が[[忠誠度能力]]を使用したり[[ダメージ]]を受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。 | + | 演出面も[[マジック・デュエルズ:オリジン|マジック・デュエルズ]]から強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[忠誠度能力]]を使用したり[[ダメージ]]を受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。 |
[[Magic Online]]と比較すると[[カードプール]]は限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違い。 | [[Magic Online]]と比較すると[[カードプール]]は限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違い。 | ||
− | |||
− | |||
===操作関連=== | ===操作関連=== | ||
42行: | 36行: | ||
====マナの支払い==== | ====マナの支払い==== | ||
− | [[マナ]]の[[支払う|支払い]]方法には、手動/自動で支払う方法が存在する。厳密な手動となると自分の[[マナ・プール]] | + | [[マナ]]の[[支払う|支払い]]方法には、手動/自動で支払う方法が存在する。厳密な手動となると自分の[[マナ・プール]]に一旦マナを加えて、そこからさらにマナを支払うという形になるのだが、実際そのような煩わしい操作を要求されることは少ない。ざっくりと言うと、試合中に設定の「ゲームプレイ」から「オートタップ」の項目を無効にすることでマナの支払いが手動になる(デフォルトは有効)が、その状態でも後述するように基本的にはセミオートで進行する。必ずしもオートタップの無効/有効がマナの支払いの手動/自動とイコール関係ではない。 |
;プレイ可能な手札、起動できる能力の強調表示 | ;プレイ可能な手札、起動できる能力の強調表示 | ||
61行: | 55行: | ||
;その他 | ;その他 | ||
− | *[[マナ・コスト]]に | + | *[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むカードについては、唱える際にXの値を±で決定してから改めて支払い方を決定する。[[召集]]などの[[代替コスト]]を持つカードについても、唱える際に改めて支払い方を決定する。 |
*現時点の仕様では、対戦相手がコントロールする能力によってマナの支払いが求められたとき、操作のタイミング次第でマナ・プールから自動でマナが支払われない現象がある。生み出してしまったマナを元に戻すか、アバターの上部に色ごとのシンボルで表示されているマナ・プールのアイコンをクリックして完全手動でマナを支払おう。 | *現時点の仕様では、対戦相手がコントロールする能力によってマナの支払いが求められたとき、操作のタイミング次第でマナ・プールから自動でマナが支払われない現象がある。生み出してしまったマナを元に戻すか、アバターの上部に色ごとのシンボルで表示されているマナ・プールのアイコンをクリックして完全手動でマナを支払おう。 | ||
73行: | 67行: | ||
;フェイズごとの進行停止 | ;フェイズごとの進行停止 | ||
− | 右下のターン進行ボタンの上部に、各[[ターン]]のフェイズがどこまで進んでいるかを示すシンボルが表示されている。([[開始フェイズ]]、[[戦闘前メイン・フェイズ]]、[[戦闘フェイズ]]、[[戦闘後メイン・フェイズ]]、[[ | + | 右下のターン進行ボタンの上部に、各[[ターン]]のフェイズがどこまで進んでいるかを示すシンボルが表示されている。([[開始フェイズ]]、[[戦闘前メイン・フェイズ]]、[[戦闘フェイズ]]、[[戦闘後メイン・フェイズ]]、[[最終フェイズ]]の5つ。戦闘フェイズ中はさらに[[戦闘開始ステップ]]、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]、[[戦闘ダメージ・ステップ]]、[[戦闘終了ステップ]]の5つが展開される。)各フェイズのシンボルをクリックすることで、そこで進行を一時停止して優先権を得ることができる。ただしターンが経過すると一時停止指示は消えてしまうので、毎ターンその都度指示する必要がある。 |
例えば以下のような操作を行いたい場合は、指定のフェイズをクリックして停止予約をしておく必要がある。 | 例えば以下のような操作を行いたい場合は、指定のフェイズをクリックして停止予約をしておく必要がある。 | ||
103行: | 97行: | ||
====ゲーム内通貨==== | ====ゲーム内通貨==== | ||
ゲーム内通貨は2種類存在する。 | ゲーム内通貨は2種類存在する。 | ||
− | * | + | *Gold(ゴールド) |
− | ** | + | **主にデイリークエストやイベント参加で入手。 |
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。 | **ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。 | ||
− | * | + | *Gem(ジェム) |
− | ** | + | **主に課金することでチャージできる。無課金でも、特定のプレイモードで少量獲得できる場合がある。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。 | **ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。 | ||
− | |||
− | |||
====ブースターパック==== | ====ブースターパック==== | ||
122行: | 111行: | ||
ワイルドカードが出現することがあるほか、ブースターパックを開封することでポイントが蓄積し、一定量に達すると神話レア・レア・アンコモンのワイルドカードを手に入れることができる。 | ワイルドカードが出現することがあるほか、ブースターパックを開封することでポイントが蓄積し、一定量に達すると神話レア・レア・アンコモンのワイルドカードを手に入れることができる。 | ||
− | + | *現実のブースターパックとの違い 、[[スタンダード]][[禁止カード]]はM:TGA仕様のパックには封入されない。 | |
− | *[[ | + | *2019年2月14日より、45パックの基本セット2019を一括購入した場合通常のBOX特典カード[[運命のきずな/Nexus of Fate]]の代わりに[[全知/Omniscience]]が付いてくる、理由は前者のカードの項を参照。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | [[ | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
====ワイルドカード==== | ====ワイルドカード==== | ||
− | 同[[ | + | 同[[希少度|レアリティ]]の任意のカードと交換できる特別なカード。一種の交換チケットであり、[[神話レア]]、[[レア]]、[[アンコモン]]、[[コモン]]が存在する。 |
− | + | 初期状態でも一定量所持しており、最初から好きなカードをある程度デッキに入れて遊ぶことができる。 | |
− | + | パックを開けていくとゲージが溜まり入手できる他、パックに直接入っている事もある。 | |
− | + | ====宝箱/The Vault==== | |
+ | コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚以降を入手したとき、それは宝箱/The Vaultのポイントとして蓄積される。ポイントが100%になると、神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。 | ||
− | + | 5枚目以降のカードを入手したとき、そのレアリティに応じて進行度が変わり、アンコモン0.3%、コモン0.1%という具合。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。 | |
− | + | 宝箱の進行状況はゲーム内では確認できないが、output_log.txt内に"vaultProgress"としてログが出力されている。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | 神話レア、レアについても当初は5枚目以降は宝箱の進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された | |
− | + | *ブースターパック開封時 | |
− | + | **すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカードが出現する。 | |
− | + | **そのブースターパックから出現する同レアリティのカードを全てコンプリートしていた場合、ジェムに変換される。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | * | + | |
− | ** | + | |
− | ** | + | |
**再抽選の過程で神話レアからレアに格下げ、レアから神話レアに格上げされることはない。 | **再抽選の過程で神話レアからレアに格下げ、レアから神話レアに格上げされることはない。 | ||
*リミテッド | *リミテッド | ||
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われない。 | **すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われない。 | ||
− | ** | + | **ドラフトピック終了後、シールド開封後、コレクションで5枚以上持っているカードはジェムに変換される。 |
**ジェムに変換後も、そのイベント内におけるカードプールはそのまま維持される。 | **ジェムに変換後も、そのイベント内におけるカードプールはそのまま維持される。 | ||
*報酬 | *報酬 | ||
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われず、即座にジェムに変換される。 | **すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われず、即座にジェムに変換される。 | ||
*ジェムの変換レートはいずれも神話レア40ジェム、レア20ジェム。 | *ジェムの変換レートはいずれも神話レア40ジェム、レア20ジェム。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
===デッキ編集関連=== | ===デッキ編集関連=== | ||
203行: | 166行: | ||
*言語設定が日本語の場合、半角数字の「2」はルール文章のマナ・コスト、全角数字の「2」はルール文章の「2点」「2枚」「2体」などがヒットする。 | *言語設定が日本語の場合、半角数字の「2」はルール文章のマナ・コスト、全角数字の「2」はルール文章の「2点」「2枚」「2体」などがヒットする。 | ||
*「e:([[エキスパンション]]の略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」で[[ラヴニカのギルド]]のカードだけが表示される。 | *「e:([[エキスパンション]]の略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」で[[ラヴニカのギルド]]のカードだけが表示される。 | ||
− | + | *デッキを一端エクスポートし、基本土地のエキスパンションの略号とコレクション番号を正しく変更することで、[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。例えば[[平地/Plains]]の末尾を「(RIX) 192」から「(RNA) 260」に変更すれば{{Gatherer|id=440871|イクサランの相克版の平地}}{{Gatherer|id=460064|ラヴニカの献身版の平地}}に変更できる。 | |
− | **2019年2月15日以前は、検索欄で所定の手順を踏むことですべてのイラスト違いの基本土地を選択できた。 | + | **2019年2月15日以前は、検索欄で所定の手順を踏むことですべてのイラスト違いの基本土地を選択できた。 |
<!-- 使用不可能になった機能*「basic land」または[[基本土地]]の名前([[平地/Plains|Plains]]等)を入力し、その後フィルタ画面でリセットを押すことで[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。--> | <!-- 使用不可能になった機能*「basic land」または[[基本土地]]の名前([[平地/Plains|Plains]]等)を入力し、その後フィルタ画面でリセットを押すことで[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。--> | ||
213行: | 176行: | ||
;詳細フィルタ | ;詳細フィルタ | ||
− | バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、[[ | + | バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、[[点数で見たマナ・コスト]]、[[希少度|レアリティ]]、[[カード・タイプ]]、エキスパンション、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。 |
;ズームアウト・イン | ;ズームアウト・イン | ||
234行: | 197行: | ||
====その他==== | ====その他==== | ||
− | * | + | *上限を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。[[ネズミの群棲/Rat Colony]]のような[[4枚制限ルール#4枚制限を無視するカード|4枚制限ルールを無視するカード]]も同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。 |
*デッキボックスには好きなカードの[[絵|イラスト]]を設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。 | *デッキボックスには好きなカードの[[絵|イラスト]]を設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。 | ||
*単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。 | *単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
==プレイモード== | ==プレイモード== | ||
チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。 | チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。 | ||
− | 初期の'''アリーナ・モード/Arena Play Mode'''では短時間で終わる[[BO|BO1]](1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作して'''すべてのモード/All Play Mode'''に切り替えることで[[サイドボード | + | 初期の'''アリーナ・モード/Arena Play Mode'''では短時間で終わる[[BO|BO1]](1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作して'''すべてのモード/All Play Mode'''に切り替えることで[[サイドボード]]を扱うBO3(2本先取・3本勝負)のゲームが遊べる。 |
− | + | ||
− | + | ||
フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。 | フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。 | ||
254行: | 212行: | ||
;現実の[[リミテッド]]との違い | ;現実の[[リミテッド]]との違い | ||
*[[ピック]]したカードがすぐに自身のコレクションに加えられる[[取りきり|ドラフト取りきり]]ルールである。 | *[[ピック]]したカードがすぐに自身のコレクションに加えられる[[取りきり|ドラフト取りきり]]ルールである。 | ||
− | *[[ブースター・ドラフト]] | + | **ただし、スタンダードの禁止カード(スタンダードがサポートされている前に収録された[[暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon]]、[[ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins]]除く)のみ、リミテッドイベント終了後にコレクションから消滅し、代わりに同じ[[稀少度]]のワイルドカードが加えられる。 |
+ | *[[ブースター・ドラフト]]はAIと行い、ピックしたカードを用いてデッキを構築し、同様の手順を済ませた別のプレイヤーとゲームを行う。8名のプレイヤーが集まってドラフトを行うわけではない。現実で例えるなら、ドラフトをした卓とは'''全く別の卓のプレイヤーとゲームを行う'''ことになる。 | ||
**そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々と[[プレイ]]されることもある。また、通常のドラフトならば卓内の[[カードプール]]全体の[[カードパワー]]が著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんど[[シールド]]戦に近い。 | **そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々と[[プレイ]]されることもある。また、通常のドラフトならば卓内の[[カードプール]]全体の[[カードパワー]]が著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんど[[シールド]]戦に近い。 | ||
**他の対戦相手が使っている[[色]]を読んで無理に[[デッキカラー]]を変更したり、危険なカードを[[カット]]しにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。 | **他の対戦相手が使っている[[色]]を読んで無理に[[デッキカラー]]を変更したり、危険なカードを[[カット]]しにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。 | ||
*デッキ構築時間に特に制限はない。 | *デッキ構築時間に特に制限はない。 | ||
− | === | + | ===練習/Practice=== |
ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。 | ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。 | ||
*例外的に、マスタリー報酬が達成完了するまで一部のクエストは練習でも進行できる。ただし勝利ボーナスはいずれも得られないため、よほどのことがない限り練習でのクエスト進行は推奨されない。 | *例外的に、マスタリー報酬が達成完了するまで一部のクエストは練習でも進行できる。ただし勝利ボーナスはいずれも得られないため、よほどのことがない限り練習でのクエスト進行は推奨されない。 | ||
− | ===プレイ/Play=== | + | ===プレイ/Free Play=== |
− | + | 常時参加無料。構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。 | |
+ | |||
+ | ===[[マッチ]]・プレイ/Traditional Play=== | ||
+ | 常時参加無料。構築したデッキで、サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチを行う。 | ||
+ | *このモードに限らず、Traditional(伝統的な)と付くものは「サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチ制」であることを表している。 | ||
===ランク戦/Ranked=== | ===ランク戦/Ranked=== | ||
− | + | 常時参加無料。フリープレイと同じ1本勝負のルールだが、構築戦ランクに影響する。 | |
− | === | + | ===マッチ・ランク戦/Traditional Ranked=== |
− | + | 常時参加無料。トラディショナルプレイと同じ2本先取のルールだが、構築戦ランクに影響する。 | |
− | + | ===構築イベント/Constructed Event=== | |
+ | 参加費:500ゴールド または 95ジェム | ||
− | + | 7勝または3敗するまで、構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚(アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化)と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。 | |
− | === | + | ===マッチ構築戦/Traditional Constructed=== |
− | + | 参加費:1,000ゴールド または 190ジェム | |
− | + | 5勝または2敗するまで、構築したデッキで2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚(アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化)と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ===[[ドラフト]]/Quick Draft=== | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | === | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
参加費:5,000ゴールド または 750ジェム | 参加費:5,000ゴールド または 750ジェム | ||
− | + | 15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、1本勝負のゲームを行う。ブースターパック1~2つ(勝利数に応じて2つ貰える確率上昇。7勝で確定2つ)と、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。 | |
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。 | [[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。 | ||
*利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。 | *利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。 | ||
− | |||
*サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ[[構築]]が求められる。例えば本来サイドボード向けである[[垂直落下/Plummet]]を、最初から[[メインデッキ]]に複数[[積む]]ことも選択肢に入ってくる。 | *サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ[[構築]]が求められる。例えば本来サイドボード向けである[[垂直落下/Plummet]]を、最初から[[メインデッキ]]に複数[[積む]]ことも選択肢に入ってくる。 | ||
*アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。 | *アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
===マッチ・[[ドラフト]]/Traditional Draft=== | ===マッチ・[[ドラフト]]/Traditional Draft=== | ||
− | 参加費:1,500ジェム | + | 参加費:1,500ジェム |
− | + | 15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って5勝または2敗するまで、2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。 | |
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。 | [[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。 | ||
*3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。 | *3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。 | ||
− | |||
− | ===[[シールド]] | + | ===Sealed([[シールド]])=== |
参加費:2,000ジェム | 参加費:2,000ジェム | ||
− | + | 15枚入りパック6つを受け取り、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、1本勝負のゲームを行う。ブースターパック3つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。 | |
受け取ったカードはすぐにコレクションに加えられる。 | 受け取ったカードはすぐにコレクションに加えられる。 | ||
− | * | + | *勝利数0でもパック6つ+パック3つ+200ジェム(パック1つ相当)を獲得でき、それは参加費2,000ジェム(パック10つ相当)と価値が等しく、トータルでは損をしないように見える。 |
− | **参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/ | + | **参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば勝てなくともあまり損はしないだろう。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ===[[シングルトン]]/Quick Singleton=== | |
+ | 参加費:500ゴールド または 100ジェム | ||
− | + | 「基本土地カード以外のカードを各1枚しか入れることができない」ルール、いわゆる[[ハイランダー]]で構築したデッキを登録。5勝または2敗するまで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたゴールドと、ランダムなレアカード1枚・アンコモンカード1枚を獲得できる。アンコモンカードは15%の確率でレアまたは[[神話レア]]に変化する。 | |
− | + | ||
− | + | ||
===指名対戦/Direct Challenge=== | ===指名対戦/Direct Challenge=== | ||
365行: | 288行: | ||
#双方が待機状態になったら対戦が開始される。 | #双方が待機状態になったら対戦が開始される。 | ||
− | * | + | *オプションでは「1本先取または3本先取」「先手後手の指定」が可能。実装当初は1本先取のみ、先手後手ランダムだった。 |
*デッキの最低枚数が60枚以上であること以外フォーマットの制限はない。自分はスタンダード、相手はシングルトンなど好きなようにデッキを選択できる。 | *デッキの最低枚数が60枚以上であること以外フォーマットの制限はない。自分はスタンダード、相手はシングルトンなど好きなようにデッキを選択できる。 | ||
*プレイヤーランクに影響を与えない。 | *プレイヤーランクに影響を与えない。 | ||
*デイリークエストやウィークリークエストの報酬条件に影響しない。 | *デイリークエストやウィークリークエストの報酬条件に影響しない。 | ||
*対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。 | *対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。 | ||
− | * | + | *最後に入力したユーザーIDは入力欄に残り続けるので、続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。 |
*オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。 | *オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。 | ||
===期間限定イベント=== | ===期間限定イベント=== | ||
<!--期間限定イベントを網羅するのでしたら、クローズドβ時代のものや、当時の景品などを含めた正確な情報が必要です。また、今後増え続けるであろうイベントを逐一更新し、ルールや景品の仕様が変わったならその都度保守する手間もありますので、責任を持って加筆するのでないのなら、「一例」としての記述に留めてください--> | <!--期間限定イベントを網羅するのでしたら、クローズドβ時代のものや、当時の景品などを含めた正確な情報が必要です。また、今後増え続けるであろうイベントを逐一更新し、ルールや景品の仕様が変わったならその都度保守する手間もありますので、責任を持って加筆するのでないのなら、「一例」としての記述に留めてください--> | ||
− | + | 上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。 | |
− | [[モミール・ベーシック]]の[[スタンダード]]版である「モミールの狂気」、オープンβ版リリース記念のスタンダード[[ハイランダー]]戦の「Welcome Weekend Singleton」、スタンダード限定[[パウパー]]等、[[Magic Online]] | + | [[モミール・ベーシック]]の[[スタンダード]]版である「モミールの狂気」、オープンβ版リリース記念のスタンダード[[ハイランダー]]戦の「Welcome Weekend Singleton」、スタンダード限定[[Pauper|パウパー]]等、[[Magic Online]]や現実の非公式[[フォーマット]]に近いものから、[[続唱]]や[[宝物]]の生成などが毎ターン行われるアリーナ限定のかなり特殊なルールまで様々。ほとんどが週末イベントだが、長期間行われるイベントもわずかに存在する。 |
*以前は限定スタイルを入手できたが、スタイルの希少性に対し期間が短すぎることが不評で開催頻度は落ちた。今後は不定期に開催するとも告知されている。 | *以前は限定スタイルを入手できたが、スタイルの希少性に対し期間が短すぎることが不評で開催頻度は落ちた。今後は不定期に開催するとも告知されている。 | ||
+ | **週末イベントは基本的に参加費250ゴールド、または50ジェム。5勝または2敗するまで続けられ、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。4勝まで参加ゴールドの元は取れないが、5勝するとレア確定1枚・アンコモン以上確定1枚の追加報酬が貰える。 | ||
+ | 多くの週末イベントは不定期に繰り返されるが、現在はまだβサービスであるため今後どのような周期でイベントが復刻されるか未確定な部分が多い。 | ||
全てのイベントを列挙するとキリがないため、一例としての紹介とする。 | 全てのイベントを列挙するとキリがないため、一例としての紹介とする。 | ||
==収録カード== | ==収録カード== | ||
− | [[ | + | 現実と同じ[[スタンダード]]で使用可能なカード([[ウェルカム・デッキ]]や[[プレインズウォーカーデッキ]]限定収録のカードや、[[BOX特典カード]]も含む)が収録されているほか、アリーナ限定のオリジナルカードやチュートリアル限定で登場するカード(一部[[再録]])が存在する。 |
− | [[ | + | 現在使用可能な[[カード・セット]]に関しては[[スタンダード]]の項を参照のこと。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
===MTGアリーナ限定カード=== | ===MTGアリーナ限定カード=== | ||
− | + | [[エキスパンション・シンボル]]は大文字のA。カード名の左の★はチュートリアルでのみ登場するカードを意味する。括弧内は再録元の[[カード・セット]]であり、括弧無しはアリーナオリジナル。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | アリーナオリジナルのカードについては[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|カード個別評価:Magic: The Gathering Arenaオリジナルカード]]も参照。 | |
− | + | ||
− | + | *[[白]] | |
+ | **[[天使の報奨/Angelic Reward]] | ||
+ | **★[[まばゆい輝き/Blinding Radiance]] | ||
+ | **[[襲撃との対決/Confront the Assault]] | ||
+ | **[[鼓舞する指揮官/Inspiring Commander]] | ||
+ | **★[[騎士の誓約/Knight's Pledge]]([[基本セット2019]]) | ||
+ | **★[[ロクソドンの戦線砕き/Loxodon Line Breaker]]([[基本セット2019]]) | ||
+ | **★[[聖所の猫/Sanctuary Cat]]([[闇の隆盛]]) | ||
+ | **★[[セラの天使/Serra Angel]]([[アンリミテッド・エディション]]) | ||
+ | **★[[神殿の守り手/Shrine Keeper]] | ||
+ | **[[魂の守護者/Spiritual Guardian]]([[ポータル]]) | ||
+ | **[[戦術的優位/Tactical Advantage]] | ||
+ | **★[[返報/Take Vengeance]]([[基本セット2019]]) | ||
+ | *[[青]] | ||
+ | **★[[古代ガニ/Ancient Crab]]([[ゲートウォッチの誓い]]) | ||
+ | **★[[溢れ出る洞察/Overflowing Insight]]([[イクサラン]]) | ||
+ | **★[[川の好意/River's Favor]] | ||
+ | **★[[岸漁りガニ/Shorecomber Crab]] | ||
+ | **★[[剛力ペラゴサウルス/Titanic Pelagosaur]] | ||
+ | **★[[水結び/Waterknot]]([[イクサランの相克]]) | ||
+ | **★[[微風カモメ/Zephyr Gull]] | ||
+ | *[[黒]] | ||
+ | **★[[祭壇の刈り取り/Altar's Reap]]([[イニストラード]]) | ||
+ | **★[[野望の代償/Ambition's Cost]]([[ポータル三国志]]) | ||
+ | **★[[残酷な切断/Cruel Cut]] | ||
+ | **★[[瘴気ミイラ/Miasmic Mummy]]([[アモンケット]]) | ||
+ | **★[[敏捷なこそ泥/Nimble Pilferer]] | ||
+ | **★[[反逆の悪魔/Renegade Demon]]([[アヴァシンの帰還]]) | ||
+ | **★[[墓場からの復活/Rise from the Grave]]([[基本セット2010]]) | ||
+ | **★[[魂狩りのラクシャーサ/Soulhunter Rakshasa]] | ||
+ | *[[赤]] | ||
+ | **★[[混沌の大口/Chaos Maw]]([[破滅の刻]]) | ||
+ | **★[[二倍詠唱/Doublecast]]([[基本セット2019]]) | ||
+ | **★[[ゴブリンの暴れ者/Goblin Bruiser]] | ||
+ | **★[[ゴブリンの班長/Goblin Gang Leader]] | ||
+ | **★[[ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade]]([[フォールン・エンパイア]]) | ||
+ | **★[[オーガの苦痛運び/Ogre Painbringer]] | ||
+ | **★[[怒り狂うゴブリン/Raging Goblin]]([[ポータル]]) | ||
+ | **★[[大地の断裂/Seismic Rupture]]([[タルキール龍紀伝]]) | ||
+ | **★[[火山のドラゴン/Volcanic Dragon]]([[ミラージュ]]) | ||
− | + | *[[緑]] | |
+ | **★[[野生の咆哮/Feral Roar]] | ||
+ | **★[[轟くベイロス/Rumbling Baloth]]([[基本セット2014]]) | ||
+ | **★[[樹上の番人/Treetop Warden]] | ||
− | + | ===[[構築済みデッキ]]=== | |
− | + | ※2019年3月のアップデートによるマスターツリー実装で、以下の情報は古いものとなっている。2色デッキの内容は変わらないものの、入手方法が変更となった。また、単色デッキの内容が変更され、入手時はアップデート以前よりもデッキパワーが弱いものの、マスタリーツリーを進行させることでアップデート以前よりもやや強いデッキが完成する。今後も初心者への導線は変更される可能性があり、現在の情報でもほぼ代用可能なので、古い情報のまま記載する。 | |
'''Starting Deck'''は、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ[[単色デッキ]]が与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。これらのクエストはゲームに敗北しても進行するので、何はともあれまずはデッキのアンロックを目指すとよい。 | '''Starting Deck'''は、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ[[単色デッキ]]が与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。これらのクエストはゲームに敗北しても進行するので、何はともあれまずはデッキのアンロックを目指すとよい。 | ||
*配信当初は5つまでしか配布されないことになっていたが、ユーザーからのフィードバックを受けて10個全てが配信されるようになった。 | *配信当初は5つまでしか配布されないことになっていたが、ユーザーからのフィードバックを受けて10個全てが配信されるようになった。 | ||
− | *[[2018年]]11月16日より[[白青]]デッキの[[アーティファクト攻勢/Artifacts Attack]]が[[翼と爪/Wing and | + | *[[2018年]]11月16日より[[白青]]デッキの[[アーティファクト攻勢/Artifacts Attack]]が[[翼と爪/Wing and Clow]]に変更された。 |
2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]]を手に入れたら、その次は[[オーラの威光/Auras of Majesty]]になる。 | 2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]]を手に入れたら、その次は[[オーラの威光/Auras of Majesty]]になる。 | ||
425行: | 381行: | ||
**[[秘儀での発明/Arcane Inventions]](U) | **[[秘儀での発明/Arcane Inventions]](U) | ||
**[[墓地の一撃/Graveyard Bash]](B) | **[[墓地の一撃/Graveyard Bash]](B) | ||
− | **[[ | + | **[[ドラゴンの火/Dragon's Fire]](R) |
**[[森の力/Forest's Might]](G) | **[[森の力/Forest's Might]](G) | ||
*2色デッキ | *2色デッキ | ||
− | **[[翼と爪/Wing and | + | **[[翼と爪/Wing and Clow]](WU) |
**[[板歩きの刑/Walk the Plank (Starting Deck)|板歩きの刑/Walk the Plank]](UB) | **[[板歩きの刑/Walk the Plank (Starting Deck)|板歩きの刑/Walk the Plank]](UB) | ||
**[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]](BR) | **[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]](BR) | ||
438行: | 394行: | ||
**[[魔道士の怒り/Wrath of Mages]](UR) | **[[魔道士の怒り/Wrath of Mages]](UR) | ||
**[[数の力/Strength in Numbers (Starting Deck)|数の力/Strength in Numbers]](RW) | **[[数の力/Strength in Numbers (Starting Deck)|数の力/Strength in Numbers]](RW) | ||
− | |||
過去に配布されていた構築済みデッキについては[[構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena内限定セット]]を参照。 | 過去に配布されていた構築済みデッキについては[[構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena内限定セット]]を参照。 | ||
==アバター== | ==アバター== | ||
− | + | プロフィール画面からプレイヤー自身の外見を[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や[[伝説のクリーチャー]]のものに変更できる。サービス開始時点では12種類選択可能で、以後アップデートで追加されていく。 | |
− | + | チュートリアル中や指名対戦で対戦相手を待つ際は、顔を判別できないローブ姿のものが使用される。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
===初期アバター=== | ===初期アバター=== | ||
全12種類 | 全12種類 | ||
498行: | 449行: | ||
;[[ファートリ/Huatli]](500ジェム/3000ゴールド) | ;[[ファートリ/Huatli]](500ジェム/3000ゴールド) | ||
− | :戦闘能力と弁論の才能に秀でたファートリは、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の高貴な地位に匹敵するまで駆け上りました。彼女は皇帝の命令を受け、[[オラーズカ/Orazca|黄金の都]]や[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を探す冒険の旅に赴いているとともに、太陽帝国の[[戦場の詩人、ファートリ/Huatli, Warrior Poet|戦場詩人]]という地位を確固たるものとしています。 | + | :戦闘能力と弁論の才能に秀でたファートリは、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の高貴な地位に匹敵するまで駆け上りました。彼女は皇帝の命令を受け、[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|黄金の都]]や[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を探す冒険の旅に赴いているとともに、太陽帝国の[[戦場の詩人、ファートリ/Huatli, Warrior Poet|戦場詩人]]という地位を確固たるものとしています。 |
;[[ヴァニファール/Vannifar]](ギルド・セット収録 3000ジェム) | ;[[ヴァニファール/Vannifar]](ギルド・セット収録 3000ジェム) | ||
534行: | 485行: | ||
;[[龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God]](『ボーラスの本質』セット収録 4000ジェム) | ;[[龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God]](『ボーラスの本質』セット収録 4000ジェム) | ||
− | :[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン]]にして世界の暴君、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]は多元宇宙最古の生命体として知られています。彼は悪逆なる破壊の力そのものであり、邪魔をするいかなるものも打ち砕きます。 | + | :[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン]]にして世界の暴君、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]は多元宇宙最古の生命体として知られています。彼は悪逆なる破壊の力そのものであり、邪魔をするいかなるものも打ち砕きます。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==その他== | ==その他== | ||
− | |||
*スタンダードで使用可能な新セットは、紙での発売日よりもひと足早く実装され、いち早く遊ぶことができる。 | *スタンダードで使用可能な新セットは、紙での発売日よりもひと足早く実装され、いち早く遊ぶことができる。 | ||
− | *[[ラヴニカのギルド]] | + | *いくつかの製品には、Magic: The Gathering Arenaで使用できるシリアルコードが封入されている。いずれも1アカウントにつき1回まで使用可能。 |
− | **[[プレリリース・トーナメント]]で配布される[[プレリリース・パック]]には、MTGアリーナで使用すると[[シールド]]戦が1回遊べるコードが封入されている。 | + | **[[ラヴニカのギルド]]および[[ラヴニカの献身]]の各製品には、製品ごとに異なるコードが封入されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-open-all-starting-september-27-2018-09-19 MTG Arena Open to All Starting September 27]([[Magic Digital]] [[2018年]]9月19日 [[Chris Cao]]著)</ref>。 |
− | **[[プレインズウォーカーデッキ]]には、MTGアリーナで同じデッキを使用可能になるコードが封入されている。 | + | ***[[プレリリース・トーナメント]]で配布される[[プレリリース・パック]]には、MTGアリーナで使用すると[[シールド]]戦が1回遊べるコードが封入されている。 |
− | ** | + | ***[[プレインズウォーカーデッキ]]には、MTGアリーナで同じデッキを使用可能になるコードが封入されている。 |
− | * | + | ***[[ブースターパック]]には、MTGアリーナでラヴニカのギルドのブースターパックを3つ入手できるコードが、およそ8つに1つの割合で封入されている。 |
− | * | + | **[[Gift Pack2018]]には、同セット収録の新規カード5枚が入手できるシリアルコードが封入されている。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==脚注== | ==脚注== | ||
576行: | 504行: | ||
**[https://mtgarena.community.gl/forums MTG Arena Forums(英語)] | **[https://mtgarena.community.gl/forums MTG Arena Forums(英語)] | ||
**[https://twitter.com/mtg_arena 公式Twitterアカウント(@MTG_Arena)] | **[https://twitter.com/mtg_arena 公式Twitterアカウント(@MTG_Arena)] | ||
− | *[[ | + | *[[コンピューターゲーム]] |
[[Category:コンピューターゲーム]] | [[Category:コンピューターゲーム]] | ||
− |