「怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masher」を編集中
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|カード名=怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masher | |カード名=怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masher | ||
|コスト=(3)(黒)(赤) | |コスト=(3)(黒)(赤) | ||
− | |タイプ=伝説のクリーチャー | + | |タイプ=伝説のクリーチャー ― ゾンビ(Zombie)・悪人(Villain) |
− | |カードテキスト=あなたがコントロールしていて、結合されているかエンチャントされているか装備しているクリーチャーは威迫を持つ。<br>(3)(黒)(赤), ( | + | |カードテキスト=あなたがコントロールしていて、結合されているかエンチャントされているか装備しているクリーチャーは威迫を持つ。<br>(3)(黒)(赤), (T):墓地からクリーチャー・カード2枚を対象とし、それらをあなたのコントロールしているクリーチャー1体に結合した状態で戦場に出す。(それのパワーはそれらの合計のパワーに等しく、それのタフネスはそれらの合計のタフネスに等しく、それはそれらの名前、マナ・コスト、タイプ、文章欄などを持つ。) |
|PT=4/4 | |PT=4/4 | ||
|アーティスト=Mathias Kollros | |アーティスト=Mathias Kollros | ||
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[[卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom]]の現在の中心チームの一人である[[伝説の]][[ゾンビ]]・[[悪人]]。何らかの[[パーマネント]]がついている[[クリーチャー]]への[[威迫]]付与と、[[墓地]]のクリーチャー2体を結合させて[[リアニメイト]]する[[能力]]を持つ。 | [[卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom]]の現在の中心チームの一人である[[伝説の]][[ゾンビ]]・[[悪人]]。何らかの[[パーマネント]]がついている[[クリーチャー]]への[[威迫]]付与と、[[墓地]]のクリーチャー2体を結合させて[[リアニメイト]]する[[能力]]を持つ。 | ||
− | 威迫付与の方は[[Unstable]]の[[拡張]]持ちだけでなく、[[オーラ]]や[[装備品 | + | 威迫付与の方は[[Unstable]]の[[拡張]]持ちだけでなく、[[オーラ]]や[[装備品]]にも対応しているのが嬉しいところ。これ自身にもオーラや装備品をつけることにより、5[[マナ]]で4/4威迫という及第点のスペックを発揮してくれる。ただし自身の[[起動型能力]]が強力かつ[[タップ能力]]であるため、わざわざこれで[[攻撃]]したい状況はあまり多くないか。もちろん[[ブロッカー]]としてもある程度信頼できる性能である。 |
− | 特徴的なのは起動型能力で、拡張を持たないクリーチャーまで強制的に結合させて[[戦場に出す]]ことができるという一風変わったリアニメイトである。やっていることは[[黒枠]]なら[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]]が近いが、[[パワー]]や[[タフネス]]、[[ | + | 特徴的なのは起動型能力で、拡張を持たないクリーチャーまで強制的に結合させて[[戦場に出す]]ことができるという一風変わったリアニメイトである。やっていることは[[黒枠]]なら[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]]が近いが、[[パワー]]や[[タフネス]]、[[点数で見たマナ・コスト]]は2体の合計であり、[[クリーチャー・タイプ]]や「伝説の」などの[[サブタイプ]]、[[アーティファクト]]や[[エンチャント]]であることなども両者を足したものになり、能力も両者の合算…など、まさに「そのまま足し合わせた」代物ができあがる。強力な能力持ちと[[サイズ]]に優れたクリーチャーの組み合わせで脅威度を増したり、同じクリーチャーが持つことで[[シナジー]]を持った能力を併せ持たせて[[コンボ]]的運用にしたりとなかなか滅茶苦茶なことができる。しかも何度も使えるリアニメイトであるため結合させたクリーチャーを[[除去]]されようが出し直せるし、グルシンダの能力によって威迫まで付与できると至れり尽くせり。回数や[[起動]]タイミングや[[対象]]の制限、[[ターン終了時に]][[追放]]されたりもしないため、単純なリアニメイトとしてもここまで高性能なものは中々ない。ただし対象が必ず2体必要であることだけは注意。 |
− | *[[起動型能力]]の[http://mtg-jp.com/cardlist/list/UST.html 公式日本語対訳]には[[誤訳/名訳|誤訳]] | + | *[[起動型能力]]の[http://mtg-jp.com/cardlist/list/UST.html 公式日本語対訳]には[[誤訳/名訳|誤訳]]がある。「[[墓地]]の[[クリーチャー]]・[[カード]]2枚を[[対象]]とする。それらを結合して1体のクリーチャーとし、[[あなた]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]下で[[戦場に出す]]。」が正しい。すでに[[戦場]]に存在するクリーチャーに墓地の2枚のカードを結合させるわけではない。 |
*[[カード名|二つ名]]の“Monster Masher”は、一般的には「MonsterなMasher(女好き)」という意味だが、ここでは「MonsterをMasher(すりつぶして混ぜ合わせる人)」。[[アカデミーの頭、ウルザ/Urza, Academy Headmaster]]同様の「文字通りの意味かよ!」という言葉遊び。 | *[[カード名|二つ名]]の“Monster Masher”は、一般的には「MonsterなMasher(女好き)」という意味だが、ここでは「MonsterをMasher(すりつぶして混ぜ合わせる人)」。[[アカデミーの頭、ウルザ/Urza, Academy Headmaster]]同様の「文字通りの意味かよ!」という言葉遊び。 | ||
**日本語訳は、Masherを「たらし」と訳すことで「女たらし」と「(騙して)自在に操る」の二つの意味を持たせて、英語版のダブルミーニングを完璧ではないものの踏襲している。 | **日本語訳は、Masherを「たらし」と訳すことで「女たらし」と「(騙して)自在に操る」の二つの意味を持たせて、英語版のダブルミーニングを完璧ではないものの踏襲している。 | ||
23行: | 23行: | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
;常在型能力 | ;常在型能力 | ||
− | *「結合されている」とは、グルシルダ自身の起動型能力か、[[拡張]] | + | *「結合されている」とは、グルシルダ自身の起動型能力か、[[拡張]]で結合しているクリーチャーのことである。また、[[合体]]している[[合体カード]]も「結合されている」ものとして扱う<ref name="FAQ">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/unstable-faqawaslfaqpaftidawabiajtbt-2017-11-22 Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0029957/ 『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集](News [[2017年]]11月22日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
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;起動型能力 | ;起動型能力 | ||
*自身の[[P/T]]を定義する[[能力]]を持つクリーチャー2体を結合させた場合、それぞれの結果を個別に計算し、それを足したものがP/Tとなる<ref name="FAQ"/>。 | *自身の[[P/T]]を定義する[[能力]]を持つクリーチャー2体を結合させた場合、それぞれの結果を個別に計算し、それを足したものがP/Tとなる<ref name="FAQ"/>。 |